Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中央民族大学
2018年6月号 経済学部 S.T

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

しかし、私はまだ大きなトラブルにあっていません。きっと前学期からいる先輩たちからいろいろと話を聞いていため用心ができたおかげだと思います。

そのため、今回は先輩たちが巻き込まれたトラブルについてお話します。

三人の先輩が巻き込まれたトラブルがあるのですが、それは学内で水を売るおじさんとのトラブルです。中国では水道水を飲むことができないため水が欲しい場合必ず買うことになりますが、いちいちスーパーで小さなペットボトルを買うのが面倒な場合、学内を度々巡回しているおじさんと契約し、数リットルある大量の水を買うことができます。先輩たちはこのおじさんと数か月間水を買い続ける契約をしたようです。

しかし、このおじさんは複数おり、中には杜撰な仕事を行う人もいるようです。先輩たちが契約したおじさんは横暴で、途中で怖くなったため契約解除を申し出たようですが、おじさんは怒り出し、暴言を吐いたり脅したりしてきたようです。また、契約した数か月分の水代は一括払いだったにも関わらず契約解除後の水代を返金してくれない等もあったようです。最後には先生に間に入ってもらうことで解決したようなので、これから留学に行くという方はトラブルがあれば自分一人でどうにかしようとせず、身近な中国人を頼るようにして下さい。

最後にちょっとした怖かったことをお話しします。中国では散歩中の犬にリードをつながない人が多いため遭遇すると噛みつかれないかちょっとだけヒヤヒヤします。

画像はその様子です。

 


二つ目のテーマは帰国についてです。

帰国の際、飛行機に乗りなれていない人なら海外の空港から飛行機に乗ることに不安を感じると思います。私もそうでしたが実際に空港まで行ってしまえば何とかなります。しかし、帰国準備の際に大きな失敗をしてしまったのでそのことについてお話ししたいと思います。

まずはその前に中国での飛行機のチケットの買い方について紹介したいと思います。航空券を買う際には去哪儿旅行というアプリがおすすめです。これらは中国人の友人から教えてもらったもので、日本のサイトから航空券を買うよりも安く買えると紹介されました。しかしそのほかにも航空券を買う方法はあり、出前サービスで大人気になっている美团というアプリもなかなか万能でここからも航空券を買うことができます。

ちなみに、帰国の際北京首都国際空港から関空までのチケットを買う人が多いと思いますが意外と高いです。天津の空港から関空までのチケットを買うとだいぶ値段が抑えられるのでこれも一つの手段だと思います。北京と天津はとても近く、高铁という乗り物に乗って約30~40分ほどで到着するうえチケットも1000円未満で買うことができます。

ここでいよいよ私のした失敗についてです。わたしは携程旅行というアプリから天津-関空のチケットを事前に安く購入していました。しかし、チケット購入の際自分の名前を書く欄があり、そこには中文名字(=中国語名)と書いてあったため私はついピンインで打ち込んでしまいました。皆さんご存知かと思いますがここで打ち込むべきなのはパスポートに記載されている名前です。つまり中文名字と書かれていても無視してパスポートと同じ名前を書かなくてはいけません。結局この事に気が付いたのが帰国直前だったためキャンセル料を払い、帰国直前の購入のため値上がりしたチケットを買いなおすことになりました。皆さんも注意してください。

画像は北京首都国際空港です。