Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

香港理工大学
2019年9月号 国際学部 T.M

オリエンテーションについて

 空港から大学の寮まで大学が出す無料のバスが8月27日にあるということで、8月27日に9:55のフィリピン航空のマニラ行きのフライトに乗り最終的に17時頃に香港の方に着きました。関西空港から香港行きのフライトがある中、なぜフィリピン航空を選んだかというとレガシーの航空会社の中で一番コスパよく多くの荷物を持って行けるからです。現地到着翌日から約1週間かけて様々なオリエンテーションが行われました。具体的には、現地の学生が寮周辺を案内するツアーや大学についての紹介、人数限定のバスツアーやサークルの紹介です。寮費の”Caution fee”(およそ400HK)もこの1週間の間に収めました。人数限定のバスツアーでは、60人ほどの留学生と共にレストランで中華料理を堪能した後、香港の博物館や寺を周りました。参加費は確か150HKだったと思います。バスツアーでは、ヨーロッパからの留学生が非常に多く、学期始めということもあってか、その学生たちで集まりがちでした。授業などを通じて友達は十分できましたので、オリエンテーションを終えた今になってから考えると、最初の1週間で無理やり友達を作る必要はないと感じました。

 

 

派遣人数1人故の難しさ

多くの留学先は交換留学であれば2、3人、提携留学であれば10人以上派遣されるケースもある中、私が思う香港理工大学への交換留学の最大の魅力は派遣人数が1人ということです。どこの国に留学に行こうと、必ず壁やトラブルに当たると思います。そこで、日本語が話せるバディがいれば少しは気が楽になります。しかし、香港理工大学への交換留学では、派遣人数が1人という事で最初の方は誰も頼りになる人もいません。案内事やオリエンテーションの情報、履修登録に関するメールでのやり取り、香港のデモの情報。デモの情報くらいは日本語の文章があるにしても、他の情報は全て英語で読み落とす事も当然ながらありました。寮費の支払いの期日を勘違いしたり、2週目のとある授業では、派遣の語学条件をクリアしていて、登録できた科目なのにも関わらず、担当教員からこの授業を辞退してくれと英語で言われたりと本当に最初の方は辛いことが多かったと今感じています。「もう1人くらい龍大生がいれば良かったかもしれない」と思うことはたくさんありました。1ケ月経った今ではだいぶ慣れました。

大きすぎて驚いた校舎

大きすぎて驚いた校舎

少し歩いて見える香港の景色

少し歩いて見える香港の景色