Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マレーシアサインズ大学
2018年10月号 国際学部 A.K

環境について

大学施設

USMのキャンパスは非常に大きく、大学内にはバスが走っています。同じ学部の授業を履修している場合だと同じ建物で授業が行われることが多いので、キャンパスの端から端まで移動するということはありません。ですが、初めて授業を受けるときは本当に迷子になるので、予め場所を確認した方がいいと思います。

キャンパスには、図書館、カフェ、ジム、プール、銀行、生協、病院、モスクといった様々な施設が設けられています(病院に関してですが、USMの学生は無料で診察・処方箋を貰うことができます)。

また、USMの室内はどこもエアコンがガンガンに効いており、非常に寒いです。真冬に半袖でいるのではないかと感じられるくらいクーラーが効いてます。授業に行く時・図書館に行く時は、必ず分厚いパーカーなどを持参しないと、耐えられないぐらい寒いです。

学生寮

USMの寮はキャンパスから歩いて30分のところにあります。寮から大学に行くバスもあるのですが、時刻表がないので時間に余裕を持ってバス停に行った方がいいと思います。距離でいうと2km程度で歩けない距離ではない為、歩いている学生もいました。

寮は二人で一つの部屋をシェアするタイプです。部屋の中には、クローゼット・ベット・勉強机・棚が備え付けられています。1階から9階まであるのですが、留学生は全員9階に振り分けられます。部屋はブロックごとに分けられており、1ブロックに4つの部屋がありました。ブロックごとにトイレとシャワーが2つずつあるので、同じブロックの人たちと共有することになります。シャワーについてですが、お湯がない為水シャワーです。初日は冷たすぎて泣きそうでしたが、徐々に水シャワーに慣れていきました。各階には、洗濯機、アイロン、ヤカンが共有スペースに置かれていますが、キッチン・冷蔵庫はありません。

 

(キャンパス内)

(学生寮の部屋)

 

歴史ある街、ジョージタウン

ペナンには、イギリス植民地時代の面影が処処で感じられます。特にペナンの市街地であるジョージタウンでは、ヨーロピアンな建物がよく見受けられます。建物はヨーロピアンである半面、東南アジアらしさもあり、非常に面白い街だと感じます。いたるところに壁画があり、アートな街でもあります。さらに、”Street of Hrmony”という通りがジョージタウンにはあるのですが、その通りにはムスリムのためのモスク・Chinese系のお寺、ヒンドゥー教徒のお寺、教会の4つの異なった宗教建築物が同じ通りに存在しています。マレーシアが、いかに宗教に関して多様性のある国家かという事を改めて感じさせられます。

また、ジョージタウンは夜になるとレストランやバーが沢山オープンしています。昼のジョージタウンと夜のジョージタウンでは同じ場所ではないというぐらい雰囲気が異なっており、私個人としては夜のジョージタウンの方が落ち着いていて、趣があると思います。

(ジョージタウンのストリートアート)

(夜のジョージタウン)