Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2013年2月号 国際文化学部 M.R

・オリエンテーションについてですが、私が一番感じたことは中国に来る前に英語も聞き取りができるようになっていないといけないということでした。オリエンテーションだけでなく、入学手続きなどでこの一週間英語を聞くことが何度もありましたが、私は英語の聞き取りがほとんどできないので大変苦労しています。留学を希望している人にわかっておいてほしいのは、現地の言語ももちろん大切ですが英語も勉強を怠ってはいけない、中国だけでなくどこの国へ留学するにしても英語ができないとどうしようもないということです。今とても痛感しています。

一通りの話が教室でされた後、次は図書館を案内されました。人民大学の図書館は本当に大きいです。思わずポカンとしてしまうくらいの大きさでした。中では学生たちが机に向かって一生懸命勉強をしていました。誰ひとりとしておしゃべりをしている人はいませんでした。カフェや飲食類を持ち込めるフロアや大きなスクリーンで映画を見られる部屋もありとても充実していました。

・中国へきて一週間どこを見ても驚きの連続でネタも豊富ですが、今回はあえて日本でも問題になっている大気汚染について話したいと思います。日本でテレビやニュースで報道されているほど深刻ではないと思いました。日や時間によって全然違います。ある時は日本と全く変わらないくらい青空で空気も澄んでいれば、またある時は目が埃っぽいくらい霞んでいます。ちなみにこの原稿を書いている現在は快晴でずっと向こうの山まできれいに見えます。だからそこまで心配もしなくていいと思います。私は対策としてマスクはもちろん、2ℓの水にイソジンを混ぜてしばらく使えるようにしています。あと空気清浄機は高くて買えなかったのでかわりに加湿器を常に点けています。北京は空気の乾燥がすごいので洗濯物もあっという間に乾きます。加湿器はあったほうがいいと思います。大気汚染が心配されている中、もうすぐ黄砂もやってくる時期ですのでおいしい空気が吸いたいです。