Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2013年4月号 国際文化学部 K.Y

・授業紹介

私は現在中級A1クラスで授業を受けています。授業内容は、精读、听力、口语、写作、阅读です。

精读は教科書の文章を読解しつつ、文章内の文法や単語について理解を深める授業です。文章の内容について先生に質問などをされるのですが、最初は先生の話す速度が速かったり、自分の単語力が弱すぎることもあり、全く分かりませんでした。

听力はCDを聞き、その場で聞き取れた文章であったり、内容について答えます。

口语は簡単に言えば会話の授業です。教科書内の会話文を読んだり、教科書の文章内容について討論が始まることが多々あります。クラスメイトが多国籍なので、うちの国はこうだけど日本はどう?などと聞かれることがよくあります。

写作は作文の授業です。教科書内の文章を別の文法を使って書き換えたり、テーマに沿って作文を書いたりします。宿題では、作文用紙に週末の出来事について書いたり、自己紹介を書きました。

阅读は文章を読み、その場で設問に答えるといった方式の授業です。文章は比較的読みやすく、日本人にとっては一番受けやすい授業かもしれません。

1日2コマ(私の場合は金曜日は1コマ)の授業で、朝8時から11時半までです。どの授業も予習、復習は欠かせません。予習、復習をして1日が終わってしまうこともよくあります。以上、簡単ですが授業の紹介でした。

 

・交通について

人民大学の前には地下鉄の駅とバス停があります。地下鉄もバスも一卡通という日本のスイカのようなもので運賃の支払いができます。(一卡通は持っておいた方が絶対に便利です!)地下鉄は2元でバスは現金払いの場合は1元、一卡通使用の場合は0.4元です。

地下鉄は日本の地下鉄とほぼ同じです。ただ、改札を通る前に荷物検査があります。これが結構面倒くさいです。そして、日本の地下鉄のように人や物に反応して自動的に電車のドアが開くことはありません。挟まれたら挟まれたままです。駆け込み乗車は絶対にやめましょう。

バス停には時刻表がありません。なので、いつ来るか分かりません。すぐに来る場合もあれば10分以上来ないこともあります。そして、前から乗車するバスだとか、3つドアがある真ん中から乗車するバスなどがあります。間違えると時々乗れなかったり、降りられなかったりします。基本的に降車する人優先でないことが95%です。降りようとすると乗って来ます。これは地下鉄でもバスでも言えることなので注意して下さい。

タクシーも便利です。運賃が安いので近場であったり、人数が多い時などに利用するのが良いです。タクシーの運賃は、運賃にプラス燃料代2〜3元を払うのがお決まりです。そして、タクシーの運転手さんは乗車拒否をします。これは日本でも時々ありますが、理由は行き先が近すぎるとかだったり、びっくりしたのはこの前タクシーに乗ろうとしたら運転手さんに退勤時間ギリギリだから無理と言われました。