Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2013年7月号 国際文化学部 K.Y

・試験について

試験は精读,口语,听力,写作,阅读の5つでした。毎日の授業の予習、復習をしていれば問題なく合格できる試験でしたが、中国で初めての試験ということもあり、とても緊張しました。

精读は中間試験と同じ内容でした。すこし簡単に感じたのは、私が勉強を頑張ったからなのか、先生が最後の試験だからといって少し甘めにしてくれてたからなのか定かではありませんが無事合格することができました。

口语は、中間試験とは違い筆記試験と口述試験の2つを行いました。筆記試験は教科書の内容そのままだったので、何とかなりましたが口述試験は2人1組になって行うもので、8個の項目がありその中から先生が1つ選びそのお題について10分程度ひたすら会話し続けるものでした。これが1人で行うものではないので自分が準備出来ていないと相手の足を引っ張ってしまいます。いろんな意味で緊張する試験でした。

听力の試験は中間試験と同じでピンインを聞き取り単語を書く問題と聞き取りでした。これも中間試験より簡単に感じました。みんなもそう感じたようである学生が今回の試験は前回よりも簡単に感じましたという感想に対し、先生からは当たり前じゃない、前回よりも簡単に作ったからという答えをいただきました。その後のクラスメイトたちと大爆笑しました。

写作は授業でやったことそのままでした。いくつかのキーワードや単語があり、それらを使って作文をしていくものでした。写作の先生はとても面白い先生で試験前に急にみんなで写真を撮ろうと言い出し、廊下を歩いていた見知らぬ学生に写真を撮ってと言って記念撮影大会が始まりました。その写真が6月号のレポートに載せている写真です。

最後の試験は阅读でした。このテストは教科書から半分、教科書以外から半分問題が出題されました。5つの試験の中で一番不安に思う試験でした。範囲が広いのと中間試験では阅读の試験は無く今回が初めてでどのような試験なのか皆目検討がつかない状況だったからです。この試験も教科書の内容を理解し、予習復習ができていれば問題ない試験でした。

どの試験も緊張はしましたが、無事合格することができて本当に良かったです。半年間、授業をしてくださった先生方に感謝です。

 

・夏休みについて

中国人民大学の夏休みは試験終了から(大体6月下旬です)から9月上旬まであります。大変長いです。私は一時帰国はしないでずっと中国に残るつもりだったのですが、とてもとても暇です。中国は夏に後期が終わるので、留学生は完全帰国する人がほとんどです。遊ぼうにも人が居ないのです。旅行に行くのも良いですがお金がかかる、中国の夏は大変暑いということで出る気も失せてしまいます。夏休みに予定がなければ日本へ一時帰国することをおすすめします。仲良くなった友達の国へ遊びに行くもの面白いと思います

そして、夏休みになるとサマースクールの学生がやって来ます。サマースクールとは1ヶ月程度様々な国の学生が中国人民大学へやって来て、授業を受けるものです。私の部屋には香港の学生がルームメイトとしてやってきました。私よりも3つも年下で妹のようで本当に可愛かったです。一緒にご飯を食べたり、遊んだりしたかったのですが、彼女が来て1週間後に私が一時帰国することが決まっていたので実現しませんでしたが、今でも連絡を取っています。彼女といた1週間は本当に楽しかったです。