試験について
残りの留学生活もあと1か月を切りました。北京の冬は寒く空気が悪くなると聞いていたのですが、最近は天気の良い日が続いていて、空気も澄んでいます。クラスメイトの韓国人は母国でインターンが始まるらしくクリスマスに帰国してしまい、もうそんな時期かと寂しく思います。期末テストは学校のカレンダーによると1月8日から12日の1週間がテスト週間だそうです。ですが先生によっては、生徒の希望でテスト週間の前や後の週に行う教科もあります。私は来年1月8日に成人式があり、どうしても日本に帰って参加したかったので、中国語の教科の先生方に成人式に出たいのでテストを他の日に受けさせてくださと頼んで、特別に違う日にテストを受けることができるようになりました。どの教科も先生が1,2週間前くらいにテスト範囲の詳細を教えてくれます。授業でもみんなで復習をやったり、テストに出る単語を教えてくれたりします。テスト内容は中間テストの範囲を含んだ今までの授業内容全部という教科もあれば、中間テスト以降の授業内容という教科もあります。単語やピンインを書く問題、記号問題、作文問題があります。作文問題は”母国の国旗の成り立ち”や”母国の住宅の紹介”、”中国人の友達の紹介”などのテーマから一つ選んで書くものがありました。
ハルビン旅行
12月29日から1月1日まで一泊四日でハルビンに行きました。人民大学の日本人留学生7人で1600元のツアーに参加しました。ガイドさんやハルビンに行ったことがある人の話では、最低マイナス36度のこともあるらしく、肌を出すと寒いというより痛いと聞いていたので、しっかり防寒対策をしていきました。ですが足元は防寒のブーツがなかったので靴下3枚にスニーカーで行きました。列車で北京から約10時間でハルビンにつきました。2日目に虎公園に行って車の中から間近で虎を見ることができました。夜はメインの氷祭りに行きました。とても広い敷地に氷でできたオブジェや建物がたくさんあってライトアップされていました。ですが、夜だったのもあって日中よりも寒く、足先の感覚が無くなりました。3日目は松花江いう川に行きました。川の水は凍っていてみんなで川の上を歩きました。またハルビンはロシアに近いので街並みもロシアっぽくて、看板なども中国語とロシア語が書かれていました。マトリョーシカやロシアのチョコレートのお店も並んでいるストリートもありました。ツアー中のご飯はレストランに行って円卓で食べたのですが、毎回同じ内容のご飯が出てきて、ガイドさんに聞いたら、ハルビンの冬は野菜が少ないらしく、メニューも同じことが多いそうです。年越しは帰りの列車の中だったのですが、中国では1月1日ではなく春節の日にお祝いするので、列車の中では乗客はみんな寝ていたので、日本人だけでカウントダウンして静かにお祝いしました。