Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2017年3月号 国際学部 N.I

オリエンテーションについて

今学期の人民大学の入寮期間は2月17日から20日までで、私は17日に大学に到着し入寮手続きを済ませました。20日から一週間かけて保険加入の申し込み・ビザの申請・オリエンテーション・クラス分けテストを行いました。保険は人民大学の留学生は必ず加入させられます。ビザの申請にはパスポートと健康診断書が必要でした。私は日本で健康診断を受けてきたので、中国の病院に診断書を持って行って確認のサインをもらう必要がありました。またビザの申請には二週間ほどかかるため、それまでにパスポートの提出が必要な銀行口座の開設などは済ませておくと良いと思います。オリエンテーションはPPTを使いすべて英語で行われました。その中でIDEAの紹介もありました。人民大学にはIDEA (International Development & Exchange Association) という学生の国際交流団体があり、中国人学生と留学生が交流し、いろいろな活動をするというものです。その中で、Buddy Program といって留学生一人に語学パートナーとして中国人学生一人がつくというものがあります。私のBuddyは同い年で一年生の日本語学科の男子生徒でした。彼は日本語を勉強してまだ半年にもかかわらず、とても日本語が上手で、私が分からない中国語があると日本語で教えてくれます。彼といるととても勉強になり何よりも彼の日本語力がすごいので、もっと中国語を勉強しなければと思わせられます。クラス分けテストは中国語での筆記テストと簡単な面接でした。


ケータイ・Wifi・微信(中国のSNS)について

多くの留学生は留学前に使っていたケータイを中国でも使っています。私は中国でケータイ本体を買いました。中国のスマホはピンキリですが、日本に比べると安いと思います。どちらの場合も中国で買ったSIMカードを使うと電話やインターネットが使うことができます。私は大学内にあるケータイ会社で店員さんに新入生におすすめだと言われた、一年間分の通信料200RMBをまとめて先払いするというプランにしました。SIMカードを使うとWifiがないところでも連絡を取ることができるので買うことをおすすめします。大学内にいる間は学生証番号を入力して学内のWifiを使うことができます。1GB1RMBととても安く利用できます。学生証はオリエンテーションの時に配られるので、それまでは人民大学に留学中の日本人の先輩の学生証番号を使わせてもらっていました。また中国ではGoogleやLINEなどはネット規制されているため使うことができませんが、私はVPNのアプリを使ってGoogleやLINEを使っています。日本ではSNSといえば主にLINEが使われていますが、中国では主に微信が使われています。微信はチャットだけでなく銀行口座と繋げて食事やお買い物の支払いもすることができます。大体のお店は微信での支払いが可能なので、たくさんお金を持ち歩く必要もなくとても便利です。

 

『北京に到着して一週間目のとき、雪が降りました。』

『宿舎の部屋です。ルームメイトはフランス人です。』