Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2022年11月号 経済学部 Y.K

①授業紹介

授業は精读・听力・阅读・写作・口语の5科目となっています。精读と听力は先月のレポートで紹介した通り、今年から教科書が変わって内容や使われている単語や文章が難しくなり、とても大変であったと同時に、中国の文化や歴史、経済など、様々な中国に関することを学べるようになり、とても関心を持って学べていることをお伝えしました。阅读・写作・口语の3教科は同じシリーズ教科書の教科書を使っています。中国は9月入学のため、今の教科書の方が内容は簡単になっています。阅读の授業ついては、担当する先生の変更に伴い、授業の進め方と課題が変わりました。前の先生では、一つの単元に4から5つほど長文があり、1つの文章を生徒が10分ほどの時間で解いて、先生がそれを解説するという進め方だったのですが、現在の先生は、一つの単元を生徒に1時間ほどの時間で解かせて、残りの30分で先生が解説するという流れになっています。課題は、週ごとの当番制となっていて、新しく知った単語を表にまとめて音声を録音して提出するといった内容です。次に写作は先生と教科書のシリーズは同じで、授業の進め方や課題の内容も変わっていません。しかし、今の教科書のほうが内容は簡単になっていて、毎週出されている作文の課題は800字から600字になっていました。これは先ほど述べた中国が9月入学であり、私は3月から留学したので、本来であれば後期の内容ですが、それを最初に勉強したので、前述した状況になっています。最後に口语ですが、写作と同じで、先生・教科書のシリーズ・授業の進め方・課題の内容は変わっていません。前期と同じだからこそ、最初から戸惑わずに授業を受けることができています。

 

②中間テストについて

中間テストは11月1日から4日までで、写作以外の4科目で行われました。精读は教科書の内容からではなく、初めて見る内容が出されました。問題の内容自体はそこまで難しいわけではありませんでした。しかし、最後の缩写の問題がとても難しいと思いました。缩写とは、HSK(汉语水平考试)を受けたことがある人はピンとくると思いますが、長文の文章を定められた文字数に収まるように内容をまとめるというものです。残り時間が少ない中で、自分の言葉でまとめるのは非常に難しかったです。听力は、授業で習った内容から問題が出題されたので、それについて文章で答えるといった内容でした。文字数の制限がなかったので、丁寧に問題を解くことができました。口語は前期と同じテスト形式でした。先生が質問項目をいくつかをテストの時に出題し、その項目の中から1つ選び、2分以上自分の意見を言い、それを録音して先生に送るといった形式でした。幸いにも前回と同じだったので、スムーズに送ることができました。最後に阅读なんですが、私はこれが一番難しいと思いました。授業で習った内容から出題された問題は比較的やさしかったですが、初めて見る文章が出された問題はかなり難しかったです。阅读は、テスト後の次回の授業で解説してくださったので、なんとかしっかりと理解することができました。