Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2022年8月号 国際学部 Y.M

①余暇の過ごし方

前期の授業が2月下旬から始まったので、6月中旬に期末テストを終えて、早めの夏休みを迎えることができました。2月は授業を全く理解することができず、不安な毎日を過ごしていましたが、少しずつ慣れることができて、6月の期末テストを終えた頃は時間の早さに驚きました。さて本題に入り、余暇の過ごし方についてですが、私は卒業論文を進めています。私は中国語を学習するのが好きであることと日本語教育を勉強していたので、語学教育についてのテーマが良いと思いました。ゼミの先生とも相談をさせて頂き、現在留学していることを活かして、中国に留学している学生と日本に留学している学生にアンケートをとってデータにまとめるような形式で書こうと決めました。そしてテーマについてですが、私はよく外国語を勉強していると「どうしてこの言語を勉強しているの?」と聞いたり、聞かれたりします。誰もが気になることだと思います。ですから、卒論のテーマは外国語を勉強している人を対象として外国語を学ぶ動機について研究したいと思いました。学ぶ言語が違えば、外国語を学ぶ動機も異なるかもしれない点に興味を抱いたり、今後自分が語学教師をするならば、動機によって教授法を変えれば、さらに学習者の学習意識を刺激することができ、語学力向上に貢献することができるかもしれません。まだ先行研究とアンケート作りしかできていないので、正直少し焦っていますが、この夏休みを活かして進めていければと思います。

 

②精读の授業紹介

精读の授業は週に3回もありました。精读の授業はたくさんの教材を先生に説明してもらいながら進めていきました。中には、とても難しい内容があり、何度読んでも訳しにくかったり、分かりにくかったりしました。しかし、新しい単語を説明しながら、ときには復習しながら進めてくださったので嬉しかったです。この授業で、特に良いなと思ったところは、どこかの記事や本の文章を抜粋したものが多かったので、全ての内容が理解できたときは自信がつきました。また精读の先生は特に優しく、授業の内容はどうか、難しすぎないか簡単すぎないかをよく聞いて下さったので、学生に合わせて授業して下さっていたように思います。また分からないときにWe Chatで質問すると丁寧に答えて下さいました。(他の授業の先生も丁寧に説明して下さいます!)それからもう1つ良かったところは教材を学習した後に補足説明として中国の文化や歴史を写真付きで説明して下さり、嬉しく思いました。何を仰っているのか聞き取れない時もたくさんありましたが、写真でなんとか推測できたところもあります。夏休みに入り、教材を読む機会が少なくなったので、残りの期間に読んでいこうと思います。