Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2024年12月号 経営学部 A.M

中国人民大学
 2024年12月号経営学部A.M.
① この留学を振り返って
北京での1年間の留学生活は、私にとって忘れられない貴重な時間でした。この期間、中国文化を深く理解し、多くの友達を作り、自分自身の成長を感じることができました。では4テーマに分けて話していこうと思います。それぞれ「中国語の学習」、「文化体験」、「交流」と「自分自身の成長」です。まずは中国語の学習です。留学前にHSK6級を受けていきましたが、最初の数カ月はやはり授業を上手く聞き取ることはできずに苦しんでいました。しかし、先生やクラスメートの助けのおかげで、少しずつですが上達することができました。特に、実際の生活の中で中国語を使うことで、自然と会話力がついたと感じます。街を歩いているとき、お店で買い物をしているとき、友達と話しているときなど、中国語が通じるたびに嬉しくなり、学ぶ意欲がさらに高まりました。次に、文化の体験です。北京は中国の首都であり、長い歴史と豊かな文化を持つ街です。万里の長城、故宫、天安門広場など、有名な観光スポットを訪れ、中国の偉大さを感じることができました。また、伝統的な中国の祭りにも参加しました。春節のとき、花火を打ち上げる様子を見ながら、中国の家族の絆の深さを実感しました。中秋節には、月餅を食べながら、満月を眺め、故郷を思う気持ちを共有することができました。これらの体験を通じて、中国文化の奥深さを知り、より一層興味が湧きました。そして、友達との交流です。北京での留学生活中、多くの中国人の友達ができました。彼らは私にとって、学習のパートナーであり、生活の相談相手であり、文化の案内人でした。一緒に勉強をしたり、旅行をしたり、食事をしたりする中で、彼らの考え方や価値観を知ることができ、視野が広がりました。彼らはいつも親切で、私を助けてくれました。例えば、中国語の発音が間違っているときには、丁寧に直してくれたり、生活で困ったことがあれば、すぐに解決策を教えてくれたりしました。彼らとの交流は、私にとって非常に貴重な経験であり、彼らとの思い出は一生忘れることはないでしょう。最後に、自分自身の成長です。この1年間の留学生活を通じて、自分自身が成長したと感じます。最初は、新しい環境に適応するのに苦労しましたが、少しずつ自信をつけることができました。一人で生活をすることによって、自立心が育ち、問題を自分で解決する力がつきました。また、異なる文化の人々と交流することで、柔軟な思考ができるようになりました。この経験は、私の人生の中で非常に重要な部分を占めており、今後の人生においても、この1年間で学んだことを活かしていきたいです。終わりに、北京での1年間の留学生活は、私にとって忘れられない素晴らしい時間でした。中国語の学習、文化的な体験、友達との交流、そして自分自身の成長など、多くのことを学ぶことができました。この経験は、私の人生に大きな影響を与え、今後の道を照らしてくれることと思います。北京での思い出を胸に、これからも頑張っていきたいです。

② 留学経験をどのように活かすか
北京での1年間の留学生活は、私にとってかけがえのない時間であり、多くの学びと成長を得る機会となりました。この経験をどのように今後の人生やキャリアに活かすかを考える中で、以下のいくつかのポイントが重要であると感じています。まずは、語学力の活用です。北京での留学を通じて、中国語の会話力、聴解力、読解力が大幅に向上しました。この語学力を活かして、国際企業や日中関連のビジネスフィールドで働くことが一つの目標です。例えば、日中間のビジネスを支援する通訳や翻訳の仕事に携わることで、両国の文化交流と経済発展に貢献できると考えています。また、中国語のスキルは、グローバルなビジネス環境でコミュニケーションを円滑に進めるための強みにもなります。次に、異文化理解の深化です。北京での生活を通じて、中国文化を深く理解することができました。この経験を活かして、日中文化交流のイベントを企画しましたり、日本で中国の文化を紹介する活動に参加することで、両国の相互理解を促進したいです。例えば、日本の大学や地域社会で中国の伝統文化を紹介するワークショップを開催し、中国の祭りをテーマにしたイベントを企画することで、文化の多様性を広く伝えることができます。また、友達とのネットワークを活かすこと。北京での留学中、多くの中国人や他の留学生と交流する機会があり、幅広い人脈を築くことができました。これらの友達との関係を維持し、定期的な交流を続けることで、国際的な視野を広げることができます。例えば、オンラインで交流を続け、お互いの国を訪れる機会を作ることで、友情を深めることができます。また、彼らのネットワークを通じて、ビジネスやキャリアのチャンスを得ることも可能です。それから、自己成長の継続です。北京での留学は、私自身の成長にも大きな影響を与えました。新しい環境に適応し、困難を乗り越える中で、問題解決能力や自立心が育ちました。この経験を活かして、今後も積極的に新しい挑戦に臨むことで、自己成長を続けたいです。例えば、異なる文化や価値観に触れる機会を積極的に求め、国際的なボランティア活動に参加することで、さらに視野を広げることができます。最後に、就職活動や自己PRにおける活用です。留学経験は、就職活動においても強力なアピールポイントとなります。企業は、国際的な経験や異文化理解能力を高く評価する傾向があります。例えば、面接や自己PRの場で、北京での留学経験を通じて得た語学力、コミュニケーション能力、問題解決能力を具体的にアピールすることで、企業からの評価を高めることができます。終わりに、北京での1年間の留学は、私にとって人生の転機となりました。この経験を無駄にせず、今後の人生やキャリアに活かすことで、さらに成長し、国際社会で活躍できる人材になりたいです。この経験を通じて得た知識と人脈を大切にし、常に学び続ける姿勢を忘れずに、未来に向かって進んでいきたいです。