・治安、危機を感じたこと、トラブルについて

日本と比べて治安が悪いと感じたことや、危機を感じたことは今のところありません。
学校からバスで15~20分ほどのところにある光化門というところや市庁の前では、毎週土曜日にデモが行われています。とても多くの人が参加している時もありますが、こちら側が何か仕掛けない限り近くを通る分には特に危害を加えられたことも、他の人が危害を加えられているところを見たこともありません。念のために日本に関わるデモを行っている時や、あまりにも多くの人が参加している時は近くを通らないようにするなど巻き込まれることがないように気を付けています。
また駅や街中でホームレスの方を見かけることが多々ありますが、なるべく距離をおいたり見ないようにするなど関わることがないように気を付けています。今までに声をかけられたり被害を受けたことはありません。
韓国で生活をしながらトラブルに巻き込まれたこともありません。日本人だからといって被害を受けたり、嫌な思いをしたこともありません。むしろ外国から来たということを知って分かりやすく説明してくれたり、海外でよく頑張っているねというような労いの言葉をかけてくれたり、親身に接してくれる人も多いです。
危機やトラブルではありませんが、韓国は日本と比べて運転が荒い人が多いです。バスやタクシーも運転が荒かったり、バスはまだ乗客が座っていなくてもすぐに出発するので転んだりしてケガしないように気を付ける必要があります。また、日本では車よりも歩行者が優先されるので、歩行者が横断歩道を渡っていると車が待ってくれますが、韓国では歩行者が渡ろうとしていても車が先に行こうとすることがよくあります。歩行者と車との距離もとても近いので、事故にあわないように気をつけなければなりません。

・バディー制度について

祥明大学の制度にバディー制度というものがあります。韓国人の学生と留学生がペアまたはグループで活動する制度ですが、今年は韓国人の学生数名と留学生数名が1つのグループを作り活動を行いました。韓国人の学生と留学生の人数はグループによって異なるようで、人数比も必ずしも1：1ではなく、韓国人の学生5人に対して留学生3人というグループもありました。私のグループは韓国人の学生3人と日本人の留学生3人の6人グループでした。活動内容は韓国人の学生たちが事前に考えてくれましたが、行きたいところやしたいことがあればそれも活動に組み込んでくれました。私たちのグループはみんなで漢江に行ってピクニックをしたり、授業終わりに夜ご飯を食べに行ったり、セルフ写真館に行って写真を撮るなど様々な活動をしました。グループによって活動頻度や内容に違いがあり、全てのグループが満足できる活動をしていたわけではないようですが、韓国人の友達を作ることが出来る良い機会なので、私は申請することをお勧めします。
また、バディー制度を担当している先生による留学生向けの企画で、申し込んだ留学生全員が無料で野球観戦に行きました。一度は韓国で野球観戦をしてみたかったので行ってみたのですが、大盛り上がりでとても楽しかったです。私は参加できませんでしたが他にもいくつか企画してくださっていたので、興味がある方は申し込んでみると良いと思います。