Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

祥明大学校
2024年12月号 国際学部 N.T

①この留学を振り返って

留学準備をする時は分からないことが多かったり、授業についていけるか、友達はできるかなど不安なことだらけでした。韓国に来てからも、初めは慣れず少し大変でしたが徐々に友達も増えたので、分からないことは聞いたりしながら生活に慣れていけたと思います。

この留学で私が得られたと思うことは、まず韓国語運用能力です。もともと韓国語があまりできなかったわけではないですが、現地で日々韓国語を見聞きし、ネイティブの友達たちと交流をたくさんしたことで、より自然で流暢な韓国語を使えるようになったと思います。留学初期には話すのも少し勇気が必要だったのと、言いたいことがパッと出てこなかったり、説明が難しかったりともどかしく感じることが多かったのが、今ではスラスラ口に出せるようになりました。また、日常会話でよく使う表現などもたくさん学びました。

また多くの友達ができたのも留学してよかったことです。韓国人の友達もそうですが、私と同じように留学に来た他国籍の友達とも仲良くなって定期的に連絡を取るようになりました。日本にいた時も留学生と交流していましたが、やはり同じように韓国で留学生という立場で出会うと、共感できることも多く、すぐ仲良くなれたと思います。そのため韓国文化だけでなく、台湾や中国、カザフスタンなどの文化も知ることができ、お互い学ぶことが多かったです。

 

②留学経験をどう活かすか

この留学は私にとって大きな成長の機会になり、異文化理解とコミュニケーション能力を伸ばす機会にもなりました。韓国で異なる文化に触れ、生活する中で、言葉や習慣、価値観の違いを深く理解する力が養われたと感じています。友達を作ろうと、初めに自分から話しかけるのは勇気がいりましたが、その少しの勇気で気の合う友達もできました。誰と接するときでもそうですが、特に他国籍の人と交流する時には自分の価値観や考えを押し付けず、尊重するように気をつけながら、関係を深めようと努力しました。そのため、国籍関係なく以前より円滑なコミュニケーションをとれるようになり、社交性が高まったように感じます。そうしたコミュニケーションを通して、広い視野で考える力も養うことができました。この経験を将来外国と関わるような仕事に就いて活かせたらいいなと考えています。また、できれば韓国語を使って仕事がしたいと考えています。

韓国の大学では、授業で積極的なディスカッションやグループワークが重視され、個人の意見をしっかりと持ち、他の学生たちと協力して問題を解決するスキルが求められました。日本の授業より発表も多く、大変なことが多かったです。これらの経験は、今後のキャリアにおいてチームワークやリーダーシップを発揮するのに役立つと感じます。