グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2015年7月号 文学部 S.I

 

<日本から持ってきてよかったもの>
日本からの持参物で一番重宝しているのは、何と言っても「新華字典」ですね。帰国してからの中国語HSK試験の受験を義務付けられているので確認のためにも必要でした。授業開始当初は繁体字に面食らう日々が続きましたが、確認は全てこの「新華字典」です。しかし、時々「新華字典」にも未記載の字が現在使用中のテキストに記載されています。しかも、同じ字で発音の異なるものもあります、よく似ているが少し異なる字もあります。台湾では軽声が極端に少ないです。とにかくアレッと思ったら、その確認には「新華字典」と「現代漢語小詞典」を使用しています。
PCは当然でしょうが、毎日使っている持参物ではやはり、iPad・iPhoneですね。インストールした小学館版「中国語生活図解辞典」は重宝しています。中国、台湾両方の漢字・言葉そして絵が記載されています。当然のように文房具は持参しましたがその必要もなかった模様です。紹介された近くの雑貨屋でなんでも手に入ります。大学寮の中にある施設はほとんどの需要を満たします。
台湾の住生活では、当初からアパートを探すことにしていました、その条件として風呂に入ること、つまりシャワーではなく浴槽につかることを必須としました。おかげさまで、朝日を浴びながらの入浴を楽しんでいます。当然、風呂に必要な道具類を持参しました。日用品は使い慣れている物がやはり一番です。
日本の情報はほとんど手に入ります。毎日のように新聞を読み、毎日のようにニュースを見て、日本同様情報洪水に浸ってます。おかげさまで、日本の延長線上、情報から離れずにいます。これがいいことかどうかは別にして。
ここは台湾、しかも台北です。望むならなんでも買えます、日本製というブランドはあるみたいですでが、少々お高いながら手に入ります。百貨店も三越、SOGO、高島屋と日本でもおなじみの名前が散見できます。そこへ行けば地下の食品売り場で日本食も手に入ります、僕は必要としませんが。ただ最近あまりに現地食に慣れたせいか、味覚に少々異変を感じることがあります。
<台中旅行よもやま>
1、台中駅で、そのあまりの懐かしさに思わず写真を撮ってしまいました。半世紀近く前に旅行した北陸や、信州の駅の雰囲気にそっくりなんです、店の配置や座っている人たちの感じまで。今でも地方の小さな駅ではこんな雰囲気を醸しているのではないでしょうか。食事をしたところも郷愁を感じさせてくれました、まるっきり日本!と見間違いませんか。40年近く前に中国を訪問した時に感じた昭和二・三十年代の雰囲気は、昨年夏に訪れた上海では、見出せませんでしたが、この台中では残っているように思えます。台湾政府がすすめる日本人高齢者を見込んだロングステイ計画に納得させられたシーンでした。また、3月号で東門市場について報告しましたが、懐かしさを感じるのもさりありなん、東門市場は戦前に日本によって日本人のために作られた市場だそうです。
2、台中で国立美術館を参観しました。台湾近代美術(油彩画)の方々の多くは日本上野の東京美術学校で学ばれているのですね。特に陳澄波さんの絵にはどこかで見たような懐かしさに、色使いには違和感を感じながらも見入ってしまいました。住まれた嘉義には絵を制作された40箇所にパネルがあり、バーコードにスマホをかざすと絵についての詳細な解説が聞けるとのこと。是非訪れて、そのIT技術に感心しながら解説を聴いてみたいものです。はたして聞き取れるか。
3、台中には新幹線(高鉄)で行きました。台北駅は在来線・地下鉄と同じ場所にありますが、高鉄台中駅は在来線駅と三駅離れています。高鉄台中駅から市街地にはシャトルバスがあるということでしたが、案内所で聞いてもよくわかりませんでした。そこで通常のバスに乗ったのですが、なんと台北と一緒の悠遊カード(地下鉄・バス乗車用)が使えます、ビックリ!おかげさまで市内の移動には大いにバスを利用しました。