グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2010年11月号 国際文化学部 A.H

◆授業紹介②

今月は国語中心センター(Mandarin Training Center)について紹介します。MTCは3か月を1セメスターとして開講され、9月~11月、12月~2月、3月~5月、6月~8月と区切られています。3カ月ごとに終了テストをし、60%以上取れれば次の段階に進めるシステムです。先日ちょうど1セメスターが終わり、テストを受けてきました。テストは、リスニング、スピーキング、グラマーの三種類で、内容は習った範囲を理解していればちゃんと解ける程度です。 しかし、スピーキングはマイクからパソコンに向かって吹きこむので少し戸惑い、うまく力を発揮することができませんでした。私は10時から4時までは本科の方で英語の授業を受けているので、6時半から8時20分まで開講されるイブニングクラスを受講していました。 私のクラスの時間帯は会社帰りに中国語を学んでいたり、私のように大学を2つ行っているような人達のクラスなので私より年上の人ばかりでした。先生も優しく、みんないい人ばかりでとても楽しい時間を過ごすことができました。12月から新しいクラスとして、次のステップが始まります。3カ月ごとにクラスメートも全員変わってしまうので、クラスに慣れるまで大変ですが、3カ月ごとにいろんな人と出会えるのはとても素敵なことだと思います。正直、大学とMTCの両立はきついこともあります。しかし、自分で選んだからにはしっかりと英語、中国語ともに学んで帰国できるよう頑張ります。

◆治安、トラブルなど危険を感じること

台湾は比較的治安の良い国だと思います。タクシーなど気をつけるように言われたり、ガイドブックに書いてあったりすることもありますが、台湾に来て以来まだそのようなことは経験していません。台湾はタクシーの乗車料金が日本の三分の一以上安いので、何かあったらタクシーに乗ることも少なくないですが、この国に来て以来、タクシー運転手さんは本当に良くしてくれます。英語と片言の中国語で目的地を伝え、そして日本語が少し話せる人も珍しくなく、みなさん優しい方が多いのでいつも気軽にしゃべりかけてきてくれます。警戒するに越したことはないですが、台湾のタクシーはガイドブックのイメージなどよりはそれほど悪いものではありません。夜道なども、もちろんあまり歩かないようにはしていますが、それほど危険ではありません。日本と比べて、瀬田駅近くで絡まれることを思えば、まだ安全かもしれません。台湾は、車や原付バイクが歩行者優先ではないので、横断歩道を渡るときなどが何より注意しなければいけません。それ以外では、とても親日な方が多く、道に迷ったり駅で迷っていたら、わざわざ目的地に連れて行ってくれたり、本当にいつも助けてもらっています。

◆ 台湾の選挙

11月末に台湾の選挙がありました。日本とは違ったところがたくさんあり、とても興味深かったです。まず、台湾ではポスターより、のぼりがよく使われます。 歩道橋はありえないほど旗であふれ、道路に向かって猛アピールしていたり、自転車や原付バイクに旗をつけて走っていたり、戦国時代のように旗を担いで歩いている人もいました。選挙前日には各立候補者の大名行列と言えばいいのか、パレードと言えばよいのかわからない行列が旗を振りながら、爆竹を鳴らし、太鼓をたたき、どらを鳴らして歩きまわっていました。トラックの後ろにダンサーがついて踊っていたり、中国風のかぶり物を被った人が歩いていたりと、台湾の選挙は一種のお祭りのようなものなんだなと感じました。日々の生活の中でこのような文化の違いを体験できるのは本当におもしろいことです。