グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2013年10月号 文学部 Y.A

【環境・交通について】

台湾の環境はとても日本と似ている。日本人にとって漢字で書かれた看板にはさほど違和感を覚えないし、車道に目を向ければ、走っている車のほとんどが日本車だといっても過言ではない。私が住む台北市は台湾の中心地で、電車や高鐡(新幹線)、MRTなど交通システムの一大拠点であり、市内の至る所までバス網が張り巡らされている。バスの重要度は日本のそれ以上で、市民の足として欠かせない存在である。MRT( 台北捷運、Rapid Transit System)と呼ばれる地下鉄は、改札を通ると飲食禁止が徹底されているのでホーム、車内ともに清潔で、ホームには整列の為のラインが引かれているところもあり、ほとんどの人が整列し、順序良く乗り降りしている。

バスや電車などの公共交通機関には「博愛座」という優先座席が設けられている。お年寄りが乗ってきたら博愛座でなくても若者がさっと立って席を譲る、という光景を目にするのは毎度のことで、こと「博愛座」に関しては日本よりも意識が高いことは間違いない。

台湾はIDカードについても非常によく整備されている。先に現金をチャージするタイプの「悠遊卡(悠遊カード)」は、その最たるもので、地下鉄、バスの乗車だけではなく、YouBikeという全自動のレンタルサイクルサービスからコンビニでの決済や一部のタクシーの運賃支払いにも使える。私が通う大学の学生証は「悠遊卡」を兼ねており、公共交通機関は学生優待が受けられる。

 

 

 

 

 

 

 

【台湾の食べ物について】

台湾では外国からの旅行者や留学生だけに限らず、一般の人でも外食で朝昼晩の三食を済ませることが多い。朝市や夜市では安く美味しい物が食べられるし、店を構えている食堂のような所でも高くはない。学生は校内の弁当屋や食堂を利用すれば更に安く済ませることができる。そして大概の場合は持ち帰りが可能で、パーティーや宴会での料理の残りは持ち帰ることができる。その場合、容器や袋はお店が用意してくれることがほとんどで、尚且つ店員さんも嫌な顔はしない。食べ物を無駄にしないこのような態度・習慣は日本にもぜひ取り入れてもらいたいものだ。

他に日本との違いを上げるとすれば、果物の多さであろう。台湾は果物の種類が豊富で値段も高くない。道を歩けば、その場で果物を搾ってくれるジュース屋があったり、行商が季節の果物を売りに来たりしている。パイナップルやマンゴー、キウイといった定番のほかにも、ドリアン、ドラゴンフルーツ、グァバ、釈迦頭(蕃茘枝、シュガーアップル)、鳳梨釋迦といった日本ではあまり見かけない果物まで容易に手にすることができる。