グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2013年9月号 文学部 Y.A

【オリエンテーションについて】

派遣先である国立台湾師範大学(NTNU)のオリエンテーションは8月28日に行われた。このオリエンテーションは全ての留学生を対象としたのもので、寮やビザ、履修登録について英語と中国語で説明を受けた。説明が一通り終わると全員に軽食セットが配布され、交流の為の歓迎茶会が行われた。茶会といっても各々言葉が通じる者同士で説明事項について確認し合い、流れ解散という状態で、特にテーブルや座席は設けられていなかった。

次に、9月4日に行われたのが、国語教学中心(Mandarin Training Center、中国語センター)のオリエンテーションで、留学生のうちMTCで中国語を学ぶ人を対象に行われた。但し、内容は交換学生向けのもではなく、MTCの学生向け、つまり師大の交換留学生ではなく、MTCだけに通う学生向けのビザ延長申請や、普通班の授業選択についての内容がほとんどで、交換学生で尚且つ密集班を選択している我々にはほとんど関係のない内容であった。

毎学期(年3学期制)MTCに入る生徒は非常に多く、国籍も多様なので、数が多い日本人や韓国人、そして英語圏の人々など、言語ごとに時間を分け中国語と各言語の翻訳で説明を受けられた。どうやらMTCには日本語や韓国語を話せるスタッフがいるようで、このようなオリエンテーションや説明会の場だけではなく、休み時間など教室に日本語のアナウンスが聞こえてくることもしばしばである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【留学生寮・生活について】

最初にあてがわれた寮は、本来留学生が住む寮が工事中のため、別キャンパス(公館キャンパス)にあるもので、キャンパス内の景色は綺麗だが、設備についてはとても良いとはいえない状態だった。部屋は、五人分の建付けの机があり、その上部がそれぞれのベットスペースになっている。当然、ベットマットや枕、掛布団などの寝具は各自調達しなければならない。ある雨の日には冷房の送風口からゴキブリが侵入し、大暴れしたこともあった。そんな寮も1週間も経たないうちに離れることになり、本来の寮に移動することになったわけだが、引越用に呼んだタクシー運転手に荷物が多いからと、メーター表示額の倍以上の料金を請求された。言い返すべきかと逡巡したが、中国語も中途半端なうえ、一度きりの引越に波風立てる必要もなかろうと諦めた。

本来の寮に移ってからは、割と快適に過ごしている。部屋の造りは上のものと殆ど変らないが、少し広く、地下には食堂や理容室、カフェなどがあり、近くには郵便局やコンビニ、そして師大夜市(night market)も徒歩数分という好立地である。

そして運動についても不自由はない。体育館の地下ジムやグランドが解放されているだけでなく、キャンパス内の遊泳館(温水プール)は600台湾ドル(1台湾ドルは約3円で計算)を払って利用登録をすれば、1セメスターの間は使い放題である。また、キャンパスから徒歩15分程度の河原には客家文化公園という夜景の美しい公園があり、そこのテニスコート、バスケコートやサイクリングロードなどは誰でも使える(予約不要)。夜中にランニングする人の多さや、設備の整い具合から、台湾の人々の健康に対する意識の高さが窺える。