Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2014年12月号 国際文化学部 M.U

<留学を振り返って>

この留学を振り返ると、本当にあっという間の11ヶ月であったと思います。高校生の頃からの夢であった台湾留学は、多くのことを経験して学んだ、とても充実したものになりました。台湾に来たばかりの頃は、語彙力が足りず自分の伝えたいことが思うように伝えられなかったり、先生の話す授業内容が理解できなかったりと、一日がとても長く感じていました。しかし、そういった環境に慣れるのにはあまり時間はかからず、3ヶ月ほど経って耳が中国語に慣れてきた頃には、自分の話す中国語が相手に通じる喜びや、新しい単語を知ることが楽しく感じるようになり、毎日が短く感じるほどでした。特に9月からの後期は本当にあっという間で、帰国が近づくにつれて「一日一日を大切にしよう」という気持ちが強くなりました。留学を終えて一番に思うことは、周りの支えが無ければ、こんなに充実した留学生活を送れていなかったということです。なので、私がこの留学で得た一番の財産は人との繋がりだと思っています。

今回、留学先を台湾に選んで本当に良かったと思います。日本と似た環境であることや治安が良いといったことは勿論ですが、台湾の人々のあたたかさに触れることで、自分自身を見つめ直すことができました。私を成長させてくれた台湾には本当に心から感謝しています。留学は終わってしまいましたが、今後また台湾に行く機会は必ずあると思います。次に台湾に行った時にどんな気分になるのか、今からとても楽しみです。

 

 

<帰国後>

台湾から帰国してしばらく経ちますが、留学中に仲の良かった韓国人の友人や、言語交換をしていた台湾人の友人とは頻繁に連絡を取っています。こうやって、留学が終わった後も関係を続けられていることを本当に嬉しく思います。中国語の学習については、今後も続けていく予定です。四回生では中国語の授業が無いので、今後はHSKや中検で更に上の級を取得することを目標として自力で頑張っていきたいと思います。台湾にいた頃と比べると既に会話力は落ち始めてしまっているので、中国語を聞いたり話したりする機会を積極的に作っていこうと思います。