Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2016年3月号 国際文化学部 M.N

①  オリエンテーションについて

国立台湾師範大学(NTNU)のオリエンテーションは15時から16時半ぐらいまで行われました。説明会では資料が配布され、スライドと中国語と英語両方を使った説明がされます。比較的ゆっくり話してくれ資料を見てるとだいたいわかりました。内容は国際事務担当紹介、履修の仕方、保険や学校(キャンパス間のシャトルバス、カウンセリング)紹介、ビザについてです。質問時間もきちんとありました。その後は交流の時間としてタルトやシュークリームのお菓子やサンドイッチ入りのボックスを貰い留学生と話し、次に学部ごとに分けられ各自説明がされます。私もですが留学生はだいたい華語文教学部選択で、説明は先ほどで十分なのかすぐに解散しました。他の学部を選択した人は説明を受けていましたがサポートの上回生は台湾人で中国語または英語なので、日本留学生は少し大変そうでした。後日、学期が始まる当日の午前に大学の授業のクラス分けのテストがありました。今回同じ大学からの人がおらず不安でしたがこの機会に日本人留学生と知り合いになれてほっとしました。

国語教学センター(MTC)では先にクラス分けのテストを受けました。センターの方と会話する口頭試験とパソコンを使ったリスニング文法の試験です。オリエンテーションはその後日です。オリエンテーションでは日本人が多く、英語での説明会とは別に日本人専用の説明会がありました。スクリーンと日本語を使った説明の後に貰った用紙にはテストの結果と自分のクラス、買うべき教科書がわかります。各国のボランティアスタッフによるガイドツアーがあり終わり次第各自教科書を購入し解散です。私はこのときすぐには帰らず日本人スタッフの方や学生と話して情報を交換し合いました。

 

② 台湾での一か月を経て

台湾に来て学校が始まってから一か月が経ちました。私は授業の宿題予習に忙しく時間の流れがとても早く感じました。たった一か月で語学力が上昇したとはあまり思いませんが、ほぼ毎日行く夜市の屋台やレストランの注文の仕方やその聞き取り、買い物での日常必須な会話に台湾の外食文化や生活には慣れてきたと思います。

私は学期が始まった当日に有名なお祭りランタン飛ばしは今日が最後と知り、授業が終わり次第日本人留学生の友達と三人で急いで行き方を調べました。電車とバスの乗り継ぎで二時間半かけてやっとのことで十分という開催地にたどり着き、多くのランタンが飛んでいく美しい光景を見ることができました。この一か月で一番印象に残った思い出です。

他にも平日の放課後は友達と夜市で買い物やグルメ巡り、大学のサークルにお邪魔してみたり。休日は半年前から留学してる日本の先輩と朝市に行ったり、台北を台湾人の友達に案内してもらったり、日本より早く公開された映画(英語音声中国語字幕)を見に行ったり、台湾大学や廃墟をアート化した芸術村に写真を撮りに行ったりと楽しんでいます。最近は台湾の猫カフェにも行きました。

台湾師範大学の留学生は日本人ばかりというわけではなく、国際色豊かで英語が共通語です。英語も中国語も微妙な私は最初とても困りましたがブロークンイングリッシュ&拙い中国語とジェスチャーで割となんとか過ごしています(笑)

この一か月でいろんな人に会いました、その縁を大切にしたいなぁと思います。