Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2019年5月号 国際学部 K.Y

授業について

綜合訓練C班(総合訓練)・・・このクラスは週に二日あります。華語学部正規留学生の必修授業のため、人数が多いです。Cクラスの人数は30人ほどです。生徒の国籍も様々で、9か国から生徒が集まっています。教科書の課ごとにテストがあります。宿題ははぼ毎回出されます。このクラスではディスカッションが多く自分の意見を中国語で述べなければいけないため大変ですが、自分以外の様々な意見を聴くことが出来るのでとてもいいです。

讀寫訓練C班(読み書き訓練)・・・このクラスは週に二日あります。Cクラスの人数は25人ほどです。このクラスの先生は新出単語の説明に時間をかけて授業を進めます。読み書きの授業のため600字程度の作文の宿題も出ます。この授業も教科書の課ごとのテストがあります。また、新出単語のディクテーションテスト(聽寫)もあります。

Masterpieces of Chinse literature・・・この授業は交換留学生が履修しなければならない、グローバルカルチャープログラムの授業です。交換留学生だけではなく台湾人の学生と授業を受けます。定員は50名で、授業は英語で行われます。普段、提出物はありません。成績は出席、プレゼンテーション、期末テストで評価されます。今回は+αの提出物としてA4一枚程度の提出物がありました。先生は台湾人の女の先生です。先生の発音は日本人にとって、分かりやすいと思います。また、授業で使用されるPPTは、とても古典的な雰囲気があり興味をそそられます。授業では3作ほど中国古典文学に関係ある映画を鑑賞しました。日本で上映された「空海」も鑑賞しました。映画鑑賞は中国語音声、英語字幕のためかなり大変です。ですが、YouTubeを使うなど授業が工夫されており、比較的わかりやすい授業だと思います。

MTC(レギュラークラス)・・・この授業には、授業料を払って通っています。交換留学生は授業料が20%引きになります。一日二時間、平日は毎日あり、生徒数も9人と少人数のため、とてもためになります。9人中5人がベトナム人でとても驚きました。MTCでは日本人が多いと聞きますが、私のクラスは自分一人だけでした。二日に一回ほどディクテーションテストがあり、課ごとにテストもあります。課のテストでは、口頭テストもあります。また、課ごとにクラスで発表があります。

MTC(交換留学生無料クラス)・・・この授業は週に6時間あります。クラス分けによって週に2日の学生と週に3日の学生に分かれます。私のクラスは18人ほど学生がいますが全員揃うことはあまりありません。このクラスは交換留学生と一般の生徒が一緒に授業を受けます。レギュラークラスとほとんど同じように授業が進められます。ですが、私のクラスでは発表はありません。レベルが上のクラスでは、PPTを使った発表があると聞きました。

 

クラス分けテストについて

NTNU・・・華語学部でのクラス分けテストは、2月18日にありました。筆記試験と口答試験があり、筆記試験は繁体字と簡体字から選ぶことができました。このクラス分けテストは、 二年以上中国語を学んだ人が対象と案内がありますが、華語学部の語学の授業を履修するためには必須な為、二年以上学んでいなくても試験を受けたほうがいいと思います。私は一番下のCクラスに入ることができました。Cクラスに入れない場合は、履修出来る授業がほぼなくなり、NTNUでの語学の授業は初級国際華語(週に一回)だけになります。NTNUの語学の授業は案内通り二年以上中国語を勉強した学生向けのレベルからしか開講されません。MTCの交換留学生無料クラスでは、入門レベルから学べますが無料クラスだけでは物足りないと思います。そのためMTCに実費で通うなどをせず、お金をかけずに語学をしっかりと学びたい人は、語学力を上げてから留学するか、もしくは違う大学を選択することをお勧めします。

MTC・・・クラス分けテストは、コンピューターを使って行われました。テストの難易度は三段階あり、その中で自分のレベルに近いものを学習時間と照らし合わせて選びました。このテストは、すべて繁体字で行われました。コンピューターでの試験の後には、口頭テストがありました。

 

寮からの眺め     火鍋