Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

淡江大学
2017年4月号 国際文化学部 K.M

1. 環境について

淡江大学の施設は、非常に充実しているように思います。まず、敷地内に水泳施設があり、600元を支払うとその学期間は自由にプールを使うことができます(体育の授業等で使用されている時を除く)。さらに、水泳施設内にはジムもあり、学生は無料で使用できます。また、水泳施設のすぐ近くには運動場もあり、多くの学生がランニングやクラブ活動を行っています。

大学内の図書館は非常に大きく、9階まであります。本の所蔵数は非常に多く、日本の本も多数あります。本は私たち留学生も自由に借りることができます。本以外にも、5階にはDVDのコーナーがあり、その場での視聴や貸し出しができます。さらに、図書館1階には自習室があり、こちらは24時間開放されています。

大学内にはカフェ、コンビニ、フードコート、売店等もあります。この売店には文具や参考書はもちろん、淡江大学のオリジナルグッズも販売されています。特に、Tシャツやパーカーが人気です。更に、大学の敷地内には郵便局もあります。入学前に大学の保険に入る必要があり、保険料の振り込みを郵便局で行わないといけなかったのですが、郵便局自体が敷地内にあるため、大変便利でした。郵便局内には切手の自動販売機があり、先日台湾で初めて切手を購入し、祖父母に航空便を出しました。普通の手紙だと日本への航空便の切手代が13元と非常に安いので驚きました。

2. 寮生活について

寮は大学の敷地内にあり、中国語のクラスがある建物はすぐ目の前なのでとても便利です。私が住んでいる松濤館は女子寮なので、夜23時以降、男性は建物内に入ることができません。また、フロアに入る際には毎回日中でも、学生証とパスワードが必要です。このようにセキュリティ面はしっかりしており、安全と言えると思います。

寮のフロアには洗面所と浴室とお手洗いが一か所にあり、共同で使用しています。土日祝除いて毎日、清掃の方が来られるので、共同ではありますが清潔です。一つだけ不便なのは、寮のトイレにはティッシュペーパーが設置されていないので、自分で持って行く必要があります。このフロアには給水機(熱水、冷水両方可)と冷蔵庫のほかに、洗濯機と乾燥機があります。洗濯機と乾燥機はそれぞれ1回20元で使用できます。このフロアには1台ずつしかありませんが、松濤館の地下には複数台あり、そちらも使用できます。地下にはキッチンもあり簡単な調理もできます。

年によって変動はあると思いますが、現在私のフロアには13人が生活しています。基本各2人部屋で、室内にはクローゼットとベッド、机が設置されています。初めのうちは言葉もあまり通じす緊張していましたが、今では皆が家族のようです。最近では、同フロアの台湾人の子が朝、洗面所で会うと日本語で「おはよう」と言ってくれますし、フィンランド人の留学生がいるので、皆でフィンランド語のあいさつをし合ったりしています。いろんな国籍の子がいるので、寮生活は本当に楽しいです。