Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

淡江大学
2020年3月号 文学部 K.K

① 環境について

 私が現在住んでいる寮は淡江学園という場所です。私を含め日本人二人、韓国人一人、台湾人一人の計四人で生活しています。トイレ、シャワールーム、洗面所に関しては各自部屋の中にあります。寮の入り口には管理人が24時間体制で警備しているのでセキュリティーはしっかりしています。共同スペースにあるキッチンには冷蔵庫、IH、電子レンジ、トースター等が揃っているので、寮でご飯を食べるときにはこのスペースをよく利用しています。屋上には洗濯機(1回20元)、乾燥機(30分10元)、があり、男女別の洗濯物を干すスペースもあります。他にも交流スペースやテレビ、ジムもあり、そこで新しく友達ができたりして楽しいです。また各階にウォーターサーバーがあり、わざわざ飲み物を買いに行かなくても飲むことができます。熱湯も出るのでカップラーメン等も気軽に食べることができます。

 私の寮は大学敷地外にあるので、学校まで徒歩で約15~20分程かかり、少し遠いです。しかし、寮の周りにはいくつかバス停があったり、通学路にはたくさんのご飯屋さんやコンビニ、生活用品店があるので、生活する点においてはかなり便利です。大学は敷地が本当に広く、最初はかなり道に迷いましたが、淡江大学のアプリがあるので、その中にある地図を見て行動するようにしていました。学食はだいたい60元前後で売られており、安くておいしいのでお勧めです。

 

② 台湾での感染症予防対策について

 現在も全世界に混乱を招いている新型コロナウイルスについてですが、台湾ではかなり厳重に予防対策が行われています。まず寮に入る際は体温チェックをしたり、学校の各施設に入る際には毎回検温、アルコール消毒をしなければいけません。他にも、マスクは外出時には必ずつけること、学校や寮のエレベーター内ではマスク必須、会話が禁止されています。マスクは居留証か保険証があれば外国人でも購入できますが、私たちの場合は仮にマスクがなくなっても、学校側が支給してくれるため買いに行く必要がありません。飲食店や大型商業施設に入る際も同様にアルコール消毒、一部では検温もしなければ中に入ることができません。

 また、本来は2月17日から新学期が始まる予定でしたが、コロナウイルスの影響により3月2日に延期になったり、最初は麗澤宿舎に住んでいたのですが、住み始めて二週間後、麗澤宿舎が隔離施設として使われることになったので、急遽今の淡江学園に引っ越しすることになりました。これらの対策のおかげで今はまだ街中の薬局等にはたくさんのアルコール消毒液や除菌シート、洗って使えるマスク等が売られていて、買い締め等の混乱は全く無く安心して生活することが出来ています。今後も慎重に情報収集し、感染拡大防止対策に協力していこうと思います。