①選択授業について
オンライン留学に関することはLINEを使って、大学職員の方たちとやり取りをします。対面の場合は事前に中国語テストを実施し、それに基づきクラスを分けるみたいですが、オンライン留学では事前の中国語テストは実施されませんでした。淡江大学では授業開始最初の1週間自由に色々な授業に参加していい期間があるみたいです。しかしそのさい、対面の場合は授業参加前に授業を担当する先生に事前に許可を頂く必要があると聞きました。そしてこの1週間内に自分のレベルに合ったクラスを決めます。中国語のクラスは基本的に夜の6時から8時(台湾時間)に開講され(1コマ40分、休憩時間10分)×2で実施されるため、1日における中国語の学習時間は他の大学に比べ淡江大學は短いのが特徴だと思います。午前中は淡江大學の本科生(現地の学生)も履修している授業が中心になりますが、現地の学生と同程度の中国語レベルがないと授業を理解するのはかなり困難になります。
授業はリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングに分かれ各授業、初級、中級、進級に分かれています。私は留学参加前のHSKスコアが5級で、リスニング・スピーキングが進級、ライティング・リーディングでは中級を履修しました。ライティングとリーディングに関してはほとんどの日本人が中級を履修していました。その理由として欧米圏の学生と比較し、日本人は漢字を使用いているため他の生徒より読書が出来ることが挙げられます。
②1週間授業を受けて
最初の1週間はなれるのに苦労しました。台湾では当初、交換留学生だけが入国できず他の留学制度で台湾に入国している人は現地から授業に参加し、交換留学生のみオンライン留学でした。そのため授業はハイブリット形式で開講され、オンラインで参加する生徒は存在を忘れられ先生がグーグルミートをスタートさせないことがよくありました。その際はLINEで職員の方にすぐ連絡しますが、授業開始後1時間でやっと授業に参加やラスト10分だけ授業に参加するなんてこともよくありました。最初の1週間はこのようなトラブルがよく発生しましたが、すぐに良くなりました。ハイブリットで開講されるため例えば、先生が黒板に文字を書いてもオンラインで参加する生徒は黒板の文字が見えません。また先生側のマイクの調子が悪く声が聞こえないことや、先生の声のみ聞こえ、現地のクラスで発言する生徒の声が聞こえないため、同じ授業を取っている他の生徒のレベルを確認できなかったり、他の生徒が何を言ったのか聞こえず授業についていけないこともありました。その際もすぐにLINEで職員の方に相談します。そうすればすぐに親身になって問題を解決してくださいました。最初は問題が多かったですが、徐々に良くなり慣れていきました。