Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

同済大学
2019年4月号 政策学部 K.U

●環境について

周囲の環境は学生にとって非常に生活しやすいです。基本学内のスーパーで生活用品や文房具は揃いますし、食堂も複数あります。普段スーパーや食堂では龍谷大学と同じように学生証か現金で会計しますが、食堂によっては現金が使えないところもあります。カードにお金を入れる際には食堂に専用の機械がありますが、支付宝でも学生証にお金を振り込むことができるので、そちらの方が手間が省けて楽だと思います。 中国の人は日本と比べて食事の開始時間が早く、食堂は昼は13時、夜は18時を過ぎるとほとんど片付けられてしまうので、ピークの時間帯に行かないとあまり美味しくない、冷めた料理を食べることになります。その点「俄了么」というデリバリーのアプリは時間帯を問わず、寮の玄関まで食べ物を配達してくれるので便利です。他にも正門を出てすぐ目の前にマクドナルドやスターバックス、CoCoといったチェーン店から、個人経営のレストランなど、学外にも飲食店は沢山あります。 また、学内は広くて移動が少し面倒ですが、自転車を自由に乗り降りできるMobikeというアプリがあるので、それを利用すれば学内、学外関係なく楽に移動できます。外には至る所に駐輪場があるので自転車を止める場所に困ることもありません。ただ自転車の貸し出しアプリは地域によって異なり、Mobikeは上海では使えましたが旅行先では使えないということもあるので注意が必要です。 中国では便利なアプリが非常に多く、いかに使いこなすかで生活の便利さが変わってくると感じました。

●中間テスト

4月22日~26日は中国に来て初めてのテスト期間でした。その期間は放課後図書館に行って試験勉強をしたりしていましたが、そこで驚いたのは沢山の学生が夜の10時くらいまで図書館に残って勉強していたことです。寮が学校の近くにあるとはいえ、日本では見ることのない光景だったので、中国の学生の勉強熱心さには刺激を受けました。勉強スペースにある机の真ん中にはコンセントを指すところが設けられているので、携帯やパソコンの充電もしながら勉強できます。勉強する環境としてはとても良い場所なのでテスト期間以外も図書館に通うようになりました。

同済大学 赤峰路50号校門に続く桜道