グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2011年4月号 国際文化学部 K.Y

◆華語中心の授業

 授業は土日以外毎日行われます。1コマ50分の授業で、毎回10分の休憩をはさみます。1クラス5人から7人程度と、少人数制で授業が行われているため、毎時間必ず発言する機会があります。授業の雰囲気は日本とは全く異なり、アットホームな雰囲気で、先生も学生もかなり自由なため、リラックスして授業を受けることができます。

 まず授業履修期間に、クラスの種類と時間帯を決める必要があります。「1日3時間クラス」または「1日4時間クラス」のどちらかを選択し、それから自分の都合の良い時間帯を選ぶことができます。また学期初めには必ずクラス分け試験が行われます。その結果によって、初級・中級・高級のクラスに振り分けられます。また仮に、そのクラスが自分に合わないと感じたらクラスを替えてもらうことも可能です。「聽力」「口語」「精読」などの授業の選択はなく、あらかじめこれらの条件に基づいて決められたクラスに行き、毎回授業を受けます。

 私の場合、華語中心の授業以外に、文化クラス(書道や演劇の授業)や大学の授業、言語交換やTA(※日本語学科の生徒に日本語を教える大学内のバイトのこと)など、いろいろなことをやってみたかったので、午前中に授業をすべて終え、午後からはフリーという授業のとり方をしています。1限目の授業は8時10分開始なので、正直毎朝かなりつらいですが、その代わり毎日充実した生活を送っています。

 

◆カルチャーショック

 まず台湾に来て驚いたことは、台湾は車優先の社会で、バイクがかなり多いこと。さらに、バイクの量が多いだけじゃなく、一台のバイクに乗っている人数も日本での生活だったら、まず考えられないぐらい人が乗っています。台湾で、バイクの二人乗りはごく普通に見ることができますが、バイクに4人乗っているのを見たときは、かなり驚きました。

 その他には台中だけかもしれませんが、自動販売機がかなり少ないこと。でもその代わりに、ドリンクのお店が至る所にあり、飲み物に困ることはありません。例えば、台湾では珍珠奶茶(※日本ではタピオカミルクティーと呼ばれています)が有名ですが、タピオカの量も日本より多く、また台湾なら日本のものの3分の1の値段で買うことができます。

 

◆台湾人の生活

 ①台湾は、意外にも外食文化です。例えば、普段よくある光景なら、学校の食堂にご飯を食べにくる家族連れをよく見かけます。台湾人の友達に「なんで台湾人はあまり家でごはんを作らないの?」と質問したら、「多分面倒くさいから」と言われました。夜市に行けば、近くには食べるところがいっぱいあるし、屋台ならもっと安くおいしいものがあまり待たずにすぐに手に入ります。また「最近栄養が偏ってるなぁ」と感じたら、台湾にはお弁当屋さんがたくさんあるので、買って家に持ち帰って食べることが多いからだと教えてくれました。

 ②また台湾人は携帯電話をあまり触わらないです。日本人なら常に手元に携帯があり、触っていないと耐えられないと思いますが、台湾人は違います。バスや学校の中、外を歩いていても、電話をしている人を見ることはあっても、携帯電話をずっと触っている人はいません。なぜなら、携帯電話は基本電話のみ、携帯のメールはあまりしません。その代わり、台湾人は授業が終わり部屋に帰って来たら、ずっとパソコンの前にいます。台湾人のコミュニケーションツールは、基本パソコンのチャットです。台湾人が友達と何気ない会話をするとき、MSNやFacebookが使われ、台湾ではこの二つが主流になっています。

 ③台湾人は日本人より日本のことに詳しいです。特に日本のドラマ・アニメ・漫画。台湾人と友達になり、必ず一度は絶対話題になり、盛り上がるのがこの3つです。私より3つ年下の台湾人の女の子と話している時、日本人の私も知らないし見たこともない10年前のドラマを「これ面白いからぜひ見て!」と勧められたときはほんとにビックリしました。また台湾人の店員さんが日本語を勉強したことがないのに、日本語が少し話せるのも、日本のドラマを小さい頃からずっと見ていたからだと聞きました。

 台湾で生活してると、「日本が好き!」「日本に行きたい!」「日本に住みたい!」などよく言ってもらえます。また「日本人になりたい!」とまで言ってくれた人も何人かいて、そのたびすごく嬉しい気持ちになります。日本にいるとき自国に対する誇りとか愛国心みたいなものは一切感じたことがなかったけど、台湾に来て初めて日本人でよかったと感じることができました。