Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2021年1月号 国際学部 M.T

①この留学を振り返って

私はこの交換留学を通して、人生の中で一番成長できたと胸を張って言える自信があります。大学生活の中で、海外に行って生活をするというのは、それだけで人生の財産になると思います。またコロナ禍の中で、これまで通り留学生活を送れたということも、台湾という留学先を選んだからこそなのでラッキーな部分もありますが、改めて留学ができたことに対して感謝をしたいと思っています。留学の手続きに関わって下さった方々や、応援してくれた家族にも感謝しています。台湾に行ってから最初の半年は、わからないことも多く、時にはつらいこともあったので、日本の家族や友達に会いたくなることもありました。でも、夏休みを過ぎたころからは、台湾での友達も増え、毎日が楽しくなり、留学生活がとても充実してきたので「ずっと台湾にいたい!」と思うようになってきました。この一年間で、中国語を華語中心で1年間学び、台湾語とビジネス中国語も、前期と後期で1つずつ選択しました。また、後期には大学の授業も4つ選択しました。特に面白いと思ったのはヨガの授業で、体育でヨガを選べるというのは龍谷ではできないことだったので貴重な体験でした。また、英語での授業は、自分の英語力が足りない部分もあり、少し難しかったです。でも、台湾の学生の英語力は日本の学生に比べてとても高いと思います。東海大学には、卒業要件としてTOEICの点数が定められているらしく、外国語学科以外の生徒も英語を普段から勉強している人が多い傾向にあります。また、日本と近いのに文化や習慣も違って、似ているのに違うところを発見するのもとても楽しかったです。例えば、台湾の人は日本人より家族愛が強いし、自国愛もとても高いです。また、特に女性は自分の意見をはっきり言う人が多く、強い性格の人が比較的多いです。そういう文化を体験できたのも留学に行ったからで、とてもいい経験になりました。

 

②卒業後の計画について

私はこの3月に大学を卒業します。そして就職活動をして、遅くとも1年後には就職をする予定です。留学があって同級生よりも遅く就職という結果になってしまったけど、交換留学という道を選んだことについては全く後悔はしていません。それよりも人生の中で重要な経験ができたからです。中国語を勉強したので、せっかくなら中国語を使いたいという気持ちは勿論あります。でも、今はコロナが大流行しているため、日本国内でも簡単に移動するのは難しいと思います。なので、中国語を使う仕事を探しやすい都市圏での就職は、今はあきらめています。なので、コロナも収まり、自由に移動にできるようになるのを今は待とうかなと思います。いつか転職したときに、今の経験が生かせるように、地元で貿易に関わる仕事や、日本語教師などの仕事に就こうと考えています。また、今ではオンラインで外国人と話したり、言語を学んだりできる時代になったので、中国語力は落とさないようにオンラインを活用しながら頑張っていこうと思います。コロナが終われば、すぐに台湾の友達に会いに旅行に行きたいし、台湾で働くというのも一つの選択肢だと考えています。なので、今は限られた条件の中で、自分なりに工夫して将来を見据えた就職活動をしていきたいと思っています。