Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2022年9月号 国際学部 S.K.

①オリエンテーションについて

コロナウイルス感染拡大の影響によって、オリエンテーションは8月の下旬にオンライン(zoom)で行われました。台湾はコロナウイルスへの対策が他国と比べると未だに厳しく、入国後の検疫も複雑であったため、オリエンテーションでは主に渡航前にやるべきことや入国の際の検疫について説明されました。

通常のオリエンテーションで説明されるような履修登録などについては、東海大学の交換留学生が参加するLINEグループが作られていて、そこで説明されました。また、説明は全て英語が使われていました。

 台湾への入国はコロナウイルス対策の影響で少し分かりにくく、順調に入国できるか不安でしたが、台湾に着くと、台湾の教育部の方が外国人留学生を連れて検疫の手順を順番に教えてもらうため、かなりスムーズに入国できてよかったです。私の時は私の他に日本人の留学生が3人いたので、4人で教育部の人に従っていました。

順番としては、

1 まずSIMカードを買って台湾の電話番号を入手する

2 台湾の電話番号を使って検疫システムに自分の情報を登録する

3 唾液接種のPCR検査を受ける

4 そのまま防疫タクシーに乗って隔離ホテルに直行

という形で、各手順を終わらせるたびに東海大学のLINEグループで担当の人に報告していました。

 

②隔離について

台湾の桃園空港から私が宿泊する台中の隔離ホテルまでは1時間半程度かかりました。道中では運転手の方がとても気さくに話しかけてくださったので、緊張していた気分がだいぶ楽になりました!ただ、タクシーのスピードがかなり速かったのと、私自身すごく疲れていたのもあって車酔いしてしまい、かなりしんどかったです。笑

隔離ホテルでは、入口に防護服を着たスタッフの方がいて、アレルギーはあるかなどの質問やホテルの説明を受けて、そのまま部屋に向かいました。

ホテルの部屋はファミリータイプなので一人で過ごすにはとても大きい部屋です。部屋にはトイレットペーパーやごみ袋、洗剤などの備品がなく、どうしようと思いましたが、LINEで伝えるとすぐに持ってきてくれました。食事については、朝は7時から8時の間、昼は11時から12時の間、夜は17時から18時の間に持ってきてくれます。

2022年9月の時点では、隔離の期間は7泊8日です。大学やホテルによっては、抗原検査が陰性だと4日目から外に出られるのですが、東海大学の指示では、私たちは8日間外に出られません。授業以外に人と話す機会がないのでとても孤独感がありますが、家族や友人と通話するなどして紛らわせています。

このレポートを書いている今からはまだあと5日ほど隔離生活が続きますが、勉強に集中できる良い機会だと思って過ごしたいと思います!