【日本から持ってきてよかった物、あまり必要なかった物】
日本から持ってきてよかった物として、1つ目に挙げたいのは、「常備薬」です。風邪薬、解熱剤、乗り物の酔い止め、整腸剤や胃腸薬などを日本から持ってきていると便利です。夜は蒸し暑い一方、朝には肌寒いなど、年間を通してだけでなく、1日の気温差も激しい時があります。多くの留学生が、この気温の変化に苦しみ、体調を崩すこともありました。特に風邪薬に関しては、総合風邪薬のほかに、鼻やのどなどそれぞれに効く薬があるといいかもしれません。
2つ目は、「日焼け止め」です。フィリピンの毎日の日差しはとても強く、人にもよりますが、日頃から日焼け対策は必要かもしれません。また、連休などに海に遊びに行きたい人は特に注意が必要です。フィリピンの日焼け止めもありますが、あまり効果がなかった印象です。また、日本でも売られているメーカーの日焼け止めも売られていますが、値段は少し高いです。そのため、自分に必要な分の日焼け止めを日本から持ってくることをお勧めします。
3つ目は、「日本にいるときから使っている化粧品や洗顔などの日用品」です。その物にもよりますが、フィリピンに売っているものもあれば、売っていないものもあります。また、売っていたとしても、日本よりも値段が高く、3倍近く高くなる場合もあります。そのため、普段から決まって愛用しているものがあれば、日本から持ってくるといいと思います。
次に、あまり必要のなかったと感じたものは「虫よけ製品」です。日本の夏のように、フィリピンは気候が年中通して暖かいので、蚊が毎日います。日本にいるときよりも、高確率で何度も蚊に刺されると思います。特に木や草の近くで談笑をする時には気を付けてください。私も、寮の敷地内のガゼボといわれる小屋で友達と話していた時には、よく蚊に刺されました。長袖や長ズボンを着て肌を出さないなどの対策もできますが、常に暑いフィリピンでは難しいかもしれません。その時に便利なのが、フィリピンで売られている虫よけクリームです。参考程度に、私が現在使っているものの写真を載せていますが、これは、watsonsというフィリピンのショッピングモールには必ずある薬局で買うことができます。値段も比較的安く、日本のものよりもよく効果があり、助けてもらっています。
【Baguio(バギオ)】
1月のセメスター間の休暇を使って、友達と一緒にバギオに行きました。バギオはフィリピンの北部に位置し、標高1500mの場所にあります。フィリピン大学ディリマン校のあるマニラでは、年間の平均気温が約26℃である一方、バギオは年間の平均気温が19℃と低く、フィリピンの避暑地といわれています。また、11月から2月は特に気温が下がる時期だったらしく、1月に行った時には、冬用の上着と長ズボンが必須などととても寒かったです。
バギオはイチゴがとても有名で、イチゴ農場でイチゴ狩りをしました。また、街中ではストロベリーシェイクやストロベリー味のタホを買うことができます。タホとは、フィリピンの定番スイーツで、あたたかい豆腐に、タピオカのような食感のものと黒蜜が混ざっています。ストロベリー味のタホはバギオでしか体験することができないので、バギオに行った際にはぜひ食べてみてください。
その他には、ナイトマーケットやバギオ博物館、Bell Churchというバギオの中でとても有名な寺院にも訪れました。また、Colors of Stobosaといわれている展望場所にも行きました。ここから見える、山沿いに建てられた村の家は、色とりどりに塗られています。写真にもある通り、とてもカラフルで、観光スポットとしてとても有名です。
Bell Church Colors of Stobosa