Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

文藻外語大学
2018年3月号 国際学部 K.T

オリエンテーションについて

オリエンテーションはSOSAと呼ばれている留学生を支援するグループによって行われており、朝9時から夕方5時まで行われました。その際に学校生活に必要な情報が載っている資料や学生証などが入っている封筒がもらえます。スタッフやバディの簡単な紹介があった後、まず海外保険に加入しているかのチェックがありました。龍谷大学の場合は渡航前に学校を通して加入するので、申し込みが完了したときに貰える英文の証明書を提示すれば大丈夫でした。次に履修登録を行いました。渡航前に事前に授業のリストが送られていたので、いくつか候補を考えていたのですが中国語の授業が毎日15時から17時までと既に決められており、履修しようとしていた授業と殆ど被ってしまったため、候補に入れていた授業はほとんど受けることが出来ませんでした。結局9単位分の授業を受けることになったのですが、バディによると10単位でかなり多いほうだそうです。履修登録のあとは昼食を取りSOSAのメンバーと留学生たちでいくつかアクティビティをしました。そのあとは中国語のテスト(筆記と面接)が2時間行われました。私は英語枠で留学しており、今まで一度も中国語を学んだことがなく、他にも何人かそのような生徒がいたので、その場合は簡単に英語で面接が行われただけでした。


ARCカードについて

台湾に一年滞在する際には居留ビザと呼ばれるものを取得しなければなりません。居留ビザを申請・取得するのにも、かなりの時間や手間がかかり大変だったのですが、それで終わりではなく、台湾に入国してから15日以内に各都市の移民局へ行きARC (Alien Resident Certificate) と呼ばれるカードを申請・取得しなければなりません。万が一15日以上過ぎてしまうと罰金を払わないといけないので注意が必要です。ARCカードを貰えることで仕事(学生は出来ませんが)や銀行口座開設などの様々な契約が出来たり台湾に入国する際に外国人のレーンではなく台湾の方と同じレーンでスムーズに入国することが出来るなどのメリットがあるようです。しかしこのカードの申請もかなり面倒で、申請用紙はオリエンテーションの時に貰えるのですが詳しい説明等は一切なく、自分で色々と調べましたが自分と同じ条件で申請する人がいなかったため、最終的にバディに助けてもらいながら申請しました。授業がスタートし他にも手続きが多い中、申請するのは大変ですが、出来るだけ最優先で手続きをすることをお勧めします。申請期間は入国後15日以内とはいえ、土日祝は開いていないので時間はあまりないです。申請所は混雑する可能性があると聞いたので朝一で行きましたが、その時は待ち時間もなくスムーズに終わりました。