授業について
現在私は英語と中国語の授業を取っています。まず中国語の授業は15時から17時まであるのですが、これが毎日あるため他の受けたかった英語の授業が殆ど履修出来ず元々計画していた履修プランを変えざるを得なくなりました。とは言え中国語が一切分からない状態で生活するのは大変なので、せめて初めのセメスターは中国語の授業を受けることをお勧めします。私は観光産業や異文化間コミュニケーションの分野に興味があるので、それに関連した授業を中心に履修しています。今回はその一部を紹介します。
・Hotel Management Class
この授業ではホテル産業について幅広く学ぶことが出来ます。テキストを通じてチェックイン/アウトの実践やホテル経営に必要な計算などをします。また実際に接客やベッドメイキングを学ぶ研修も行われます。
・Professional Speaking English Class
日本にいるときからプレゼンをする機会は多くあったのですが苦手で上手く出来なかったので受けることにしました。授業内ではPersuasive speechやCommemorative speechなど様々なスピーチを行います。プレゼンをした後はクラスメイトからフィードバックを頂くのですが、かなり細かく手厳しく指摘されます。時間をかけて作ったプレゼンを厳しく指摘されるのは悔しいですが、その指摘を踏まえ次のプレゼンが上手く出来たときは嬉しかったです。ほかのクラスメイトのプレゼンは、どれも完璧なのでいつも参考にしています。
現在受けている授業の教授は全て台湾の方です。そして生徒も9割が台湾人の生徒なので一部の解説は中国語で行われるのですが、教授やクラスメイトが、わざわざ英語に変えて解説してくださるので本当に有難いです。ただ、一部の授業では英語の解説が多いという他のクラスメイトからの指摘があって少し問題になり申し訳ないな…とも思いました。
日本と台湾の関係
今回は日本と台湾の関係について紹介したいと思います。台湾は日本に近いことから人気の旅行先のうちの一つになっています。また台北だけでなく高雄や台南でも多くの日本人観光客を見かけることが多いです。実際買い物などで高雄の中心に出ると必ず日本人を見かけます。また観光客だけでなく仕事などで高雄に住んでいる日本人もよく見かけます。また台湾の方も、よく日本へ旅行しに行くそうです。以前、高雄にある大きな展示場で旅博のようなものが開催されており、そこでは多くの旅行社が各国へのツアーを販売していたのですが日本が圧倒的に多かったです。高雄から日本へは東京や大阪だけでなく札幌や熊本などの地方都市にも直行便が出ており、様々なツアーが展開されていました。
高雄市内には、いくつか日本と関係のある建物も数多く残っており、例えば高雄市歴史博物館の建物は日本統治時代に高雄政府が置かれていた場所でした。この場所は228事件と呼ばれる台湾の歴史的事件が発生した場所ということで内部では歴史について学べる施設になっています。私はこの事件についてあまり知らなかったので、事前に予習してから訪れたほうがいいと思いました。また旧高雄駅舎も日本統治時代に建てられたものだそうです。2002年にその役目を終え、建物は残されたままになっています。現在使われている駅舎は2002年から仮駅舎として使われており、もうしばらくすると鉄道は地下化され日本統治時代に建てられた駅舎が再度メインの駅舎として使われるそうです。