Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

文藻外語大学
2024年 8月号 国際学部 K.S

これまでの留学を振り返って

台湾では2月から後期にあたるため教科書の途中から授業が始まることや聞き馴染みのない中国語に最初は戸惑いましたが、友達や先生が分からないことを丁寧に教えてくれたりして人の温かさを感じた半年でした。とても皆さん優しく、先生の話した中国語を英語に翻訳してくれたり、提出物やテスト範囲を丁寧に教えてくれたりしました。同じ授業を受けていた台湾人の友達はプレゼンテーションをするために映画を見ないといけなかったのですが、中国語しかなかったので二時間ある映画を1人のイギリス人のために英語訳を書いたそうです。思いやりがすごいなと感心しました。私が日本でそのような状況になったら、そのように行動できるようになりたいと思います。

文藻外語大学は留学生が多い学校なので、留学生には積極的に話してくれる人が多いと感じます。日本のアニメを見ている人が多く、なかなか日本では聞くことのできない日本語を喋ってる時があり、たまにびっくりします。友達になるためにアニメの話や韓国アイドルの話をすることをオススメします。緊張せず、堂々と話すことが重要だと感じました。

日本にいる時より、英語や中国語をしゃべる機会がたくさんあります。他の国から来ている留学生は英語が喋れるのでコミュニケーションは英語でします。なので、リスニング能力とスピーキング能力がとても身に付きます。英語が母国語ではない人が多いので、他の国の言葉も知ることが出来ます。言語の難しさと大切さを学びました。

 

文藻外語大学への留学オススメポイント

今回は台湾留学の善い所や文藻外語大学の善い所を3つ紹介したいと思います。

1つ目は生活費が安いこと。

常に外食ですが、どのお店も日本よりも安く1000円もかからないお店がたくさんあります。物価高騰などもあり、値段が少し高くなっているお店が多いですが、それでも1食台湾ドル100元未満で食べれます。とてもお得なお店だと50元で食べれます。1食お得な50元で計算すると3食食べても150元で日本円で750円になります。台湾ドルを日本円に替えるには×5で計算すると楽にできます。一日1000円以内で過ごせるなんて日本ではないことでしょう。

2つ目は留学生が多く支援が多いこと。

日本からはもちろんのことフランスや他のヨーロッパの国、インドネシアなどの東南アジアの国などたくさんの留学生に出会うことが出来ます。交換留学生は同じ授業を受けるので、他の国の中国語勉強の仲間が出来ます。そして台湾だけでなく、他の国の文化も知ることが出来ます。また、SOSAという留学生を手伝ってくださるところがあるので留学生への対応が手厚いです。

3つ目は本科生の授業を受けられること。

交換留学生は好きな授業をとることが出来ます。しかし、月~金曜日の3時から5時は中国語の授業があるので、考えて取らないといけません。本科生の授業を取ることが出来るため、授業のグループワークなどで友達が出来ます。私が受けた授業では普通の授業なのにゲストスピーカーが来てくださったり、実際に働いている人を見たりしました。なかなか経験できないことなので、とても興味深かったです。

 

台湾の街並み