①治安、危険を感じたこと、トラブルについて
ヴァーサの街は全体的に治安が良いと思います。今のところはヴァーサで生活をしていて治安に関して危険を感じるようなことは特にありません。しかし、私を含む交換留学生が多く暮らしているLärkan(寮)には大学院生、また学生だけではなく家族や様々な人が暮らしています。私は直接的に困ったことに直面はしていませんが、同じ寮に住んでいる他の日本の大学から来ている数人の人と中国から来ている留学生はある特定の人から、アジア人が好みという理由で個人の部屋のベルを何度か鳴らしにきたり、連絡先を尋ねてきたりといったことがあったと聞きました。Lärkanの中で会った人がコミュニケーションの一環として話しかけてくれる人がいるのですが、初対面やsmall talkでは自分の個人情報を必要以上に話さないことはかなり重要なことだと思いました。そして、自分が嫌だと思うことは躊躇せずに必ずNoとはっきりと伝えることは自分を守るための一つの大事なことだと思いました。
②フィンランド国内旅行、公共交通機関について
私は11月の下旬にヨエンスーとヘルシンキへ行きました。ヨエンスーはフィンランドの東に位置しており、西に位置しているヴァーサとは離れた場所にあります。そして、ヨエンスーに行き現在、龍谷大学から東フィンランド大学に留学している日本人4人と今年の前期に龍谷大学に留学していた東フィンランド大学のフィンランド人に会いに行きました。ヴァーサからはVRという電車に乗って約7時間半で着きました。ヨエンスーに行くまでは2回乗り換えをしました。VRは列車に乗って、電車が動き始めてから少し経つとスタッフの人が電子チケットをスキャンするために回って来てくれます。この電子チケットはアプリで事前に購入出来ます。学生は学生料金で乗れるため電子チケットを見せた後に学生証を見せる必要があります。そして、1回目の乗り換えの時に学生証を提示するとスタッフの人が日本語で「ありがとうございます。」と言ってくださりとても驚きました。そして、ヨエンスーで1泊した後に次の日の早朝からヘルシンキへ向かいました。ヨエンスーからヘルシンキまではVRを利用し、ヘルシンキ市内はHSLという公共交通機関を利用しました。HSLもアプリがあり、事前にチケットを購入できます。HSLの電車に乗る際は日本のように改札が無くすぐにホームへ行くことが出来ます。私はシングルチケットという種類のチケットを購入しました。A~Dのゾーンが決められており、目的地はどのゾーンかを確認して購入します。その購入した区間内は1時間乗り放題というシステムです。
ヨエンスーの駅
ヘルシンキにある一般人も利用可能な社員食堂とアウトレットがあるマリメッコ本社