Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーボアカデミー大学
2026年5月号 農学部H.O

①この留学を振り返って

 振り返ってみれば、フィンランド到着当初は丸9ヶ月の交換留学がとても長く感じられ、不安で、家に帰ることばかりを考えていました。しかし、とても幸運なことにたくさんの優しくて素敵な友人たちに恵まれ、数えきれないほどの新しい出会いや学びのお陰で気がつけばあっという間に留学生活が終わろうとしています。

この9ヶ月は私の人生の中で最も刺激的で、最も濃厚で、最も多くのことを学んだ時間になりました。留学当初、つらくて泣いていた私に日本にいるみんなが口を揃えて言ってくれた「終わる頃には一瞬だったって思うよ〜」「終わる頃には帰りたくないって言ってるよ〜」という言葉は本当でした。

留学前は、2年卒業が遅れること、それに伴う就職活動への影響、学部卒でありながら社会人になるのが24歳になること、そして周囲と比べて自分だけが遅れてしまうことの焦りから、留学にいくべきか悩みましたし、決めた後も不安は残っていました。

しかし今考えてみれば黙ってゴー!の一択です。挑戦してよかったです。

フィンランドという国、トゥルクという街、そこで出会った人たちのことが一生だいすきでいると思います。彼らはわたしにとって一生の宝物になりました。これから先、同じ街、同じ建物、隣の建物で一緒に暮らせないことが信じられません。ですが、「次会った時に恥ずかしくないように頑張ろう」と思う存在に出会えたことは大きな財産だと思います。

一人で海外生活を経験したことで、この留学は私の人生に必要な時間であり、必要な経験だったと確信しています。楽しいことばかりではなく、辛いことや苦しいこと、傷ついた経験もたくさんありました。そして、その一つひとつから多くのことを学びました。

この9ヶ月で身も心もひと回り(身は3回りほど)大きく成長したと思います。

また、この交換留学にあたって多くのサポートしてくださったグローバルセンターの職員の皆様、交換留学の機会をくださった龍谷大学、応援してくださった先生方、日本からいっぱいのエールを送ってくれた家族や友人、フィンランドで出会ったたくさんのあたたかいの友人たちに心から感謝しています。

ありがとうございました。

②留学経験をどのように活かすか

留学へ出発した当初、自分の将来についての考えはまだ白紙の状態でした。しかし、留学生活を通して自分の進みたい道を見つけることができました。現在は、農学分野で海外展開を行う企業の関連部署から内定をいただき、そちらへ進む予定です。大学で学んできた専門分野と、この留学経験の両方を活かすことができる進路だと感じています。

海外での生活を通して得たものは、英語や韓国語といった語学力や異文化理解だけではありません。大きな収穫の一つは、自分自身について深く知ることができたことです。

言葉が不自由な分、自分の考えや意見であったり、好きなこと•嫌なこと、得意なこと•苦手なことなどが鮮明になり、

自分が大事にしたいこと•大事じゃないことについて改めて考えることができました。

また、海外の友人たちは自分自身についてよく考え、さまざまな経験をしながら自由に将来を描いていました。その姿からたくさんの刺激を受け、自分の人生について考える視野も広がりました。

さらに、自分のコンフォートゾーンを飛び出し、言葉も文化も宗教も異なる環境で、多様なバックグラウンドを持つ人々と関係を築いた経験は、私にどうにかする力とガッツを与えてくれました。 

この留学を通して得たことは、私の人生の指針として、今後の仕事や人生のさまざまな場面で活かしていきます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。