グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーフス大学
2010年12-1月号 経済学部 S.U

☆冬休みについて

私が受講していたすべての授業は12月の初めには終わったので、かなり早い時期に冬休みに入りました。休みと言っても1月末には試験があったので勉強もしなければなりませんでしたが、友人たちとパーティーをしたりクリスマスの準備をしたり旅行をしたりとしっかり休暇を楽しむことができました。

デンマークではクリスマスに本物の木を買って家の中に飾ります。130センチぐらいある大きな木で、クリスマスシーズン中は木の下にたくさんのプレゼントが置かれます。飾り付けがされたクリスマスツリーはまさにクリスマスの象徴です。冬休みに入ってすぐに私は友人宅でそのクリスマスツリーの飾り付けをしました。電飾を巻きつけたり飾りをぶら下げたり、手作りの飾りを作ったりとかなり手間と時間がかかる作業でしたが、みんなでご飯を食べたりしながらわいわいと楽しく過ごしました。デンマーク人は本当にクリスマスが好きなのだなと感じました。

 

 

私が住んでいる寮の人たちはクリスマスにはみんな実家に帰ってしまうのでその前にパーティーをしました。みんながそれぞれ料理を作りあうというもので、デンマーク人の友人たちは伝統的なクリスマス料理を作ってくれ、私も友人と共にポテトケーキを作りました。またアジアンショップで発見した日本酒もみんなにふるまいました。最初はみんな警戒していたようですが案外好評な様子でうれしかったです。

 

12月20日から1月2日までは友人が実家に誘ってくれたのでポーランドで過ごしました。雪のために観光地をめぐることなどはできませんでしたが、その分ポーランドの家庭で家族の一員として休暇を過ごすことができたのは素晴らしい体験でした。伝統的な料理をいっしょに作ったり買い物に行ったり、家族でゆっくりお菓子を楽しんだりとのんびり過ごしました。友人の家族は英語を全く話すことができなかったので簡単なポーランド語や身振り手振りでコミュニケーションを取りました。

クリスマスも大変貴重な体験になりました。私はクリスマスイブには七面鳥を食べるものだと思っていたのですが、カトリックの国ではクリスマスイブには肉を口にしないそうです。そのかわりにたくさんの魚料理を食べます。クリスマスは日本のお正月のような雰囲気で、友人の親戚の方たちも多く訪問してきました。友人の家族はわざわざ私のためにプレゼントを用意してくれており、たくさんのプレゼントをもらいました。私も日本から送ってもらった扇子などの日本らしいものをプレゼントしました。

大みそかと新年は友人の友人宅で過ごしました。彼らは英語を話すことができたので学生生活について、日本とポーランドの生活の違いについてなどさまざまなことについて話をしました。彼らの多くが日本の経済や社会に興味を持っている様子でした。大みそかは外でずっと花火が上がっており、新年を迎えた12時ちょうどには四方八方から一斉に花火が上がりとてもきれいでした。しかし爆音がものすごく、目と鼻の先で花火を上げる若者たちもいて非常に危険な状態でもありました。

ポーランドで休暇を過ごして多くのポーランドの歴史や文化を学ぶことができました。特に彼らの持つ悲惨で複雑な歴史は大変興味深く、今でも多くの人々の心にその時の傷跡を深く刻み込んでいるようでした。彼らの持つ多くのジョークがドイツやソ連と関わりのあるものであることが、ポーランドの歴史的背景の複雑さを連想させます。今後も機会があればぜひ、ポーランドの歴史や文化を学んでみたいと思いました。

またクリスマスというヨーロッパ人にとって非常に大事な時期に、私を温かく迎え入れてくれた友人やその家族にはとても感謝をしています。彼らは私を家族の一員だとも言ってくれ本当に感動しました。春にはポーランド中を見せてくれるそうなので、またお邪魔しようと思っています。

 

オーフスとポーランド間の列車を利用した一人旅でも、たくさんの人に出会い友達になることができました。寒波のために行きは24時間以上、帰りは12時間以上かかる長旅でトラブルも多かったですが、かけがえのない出会いもあり良い旅だったと思います。今回の旅で知り合ったドイツ人の友人の家にも春か夏には訪問したいです。

帰宅後はテストのための勉強に追われ、あまりこれといった事もできませんでしたが、短くても充実した休暇になりました。