試験について
オーフス大学の冬季試験期間は12月からでした。私の場合、試験は口頭試験と学期末レポートでした。私の取っていた授業からAnalysing the European Union, Supplementary Programme とMA Elective: Creativity: man, praxis, product, economy, DASの試験を紹介します。Analysing the European Union, Supplementary Programmeの試験は口頭でした。こちらの試験は試験日の一週間前に試験日を通知され、試験日の前日に試験の内容を伝えられました。私の場合、政府間、政府間主義および自由政府間主義について説明しそれらの持つ問題点を指摘するというものでした。試験は担当教官に加え、もう一人別の教官がつきます。これは担当教官以外にもう一人加えることによって、公平に内容を評価するためのようです。こちらの口頭試験では課題の説明に加え、担当教官からその内容について質問されます。基本的なことから、最近の欧州連合とその問題点について質問されました。そしてMA Elective: Creativity: man, praxis, product, economy, DASの試験はレポートでした。課題は創造性について10ページ以上15ページ以下でした。私は「クリエイティブな商品を生み出す企業はどのような特徴を備えているか」について書きました。日本語であれば、10ページ以上のレポートは特に苦も無く作成できますが、英語で10ページ以上は、途中から何を書いているのか解らなくなるくらい大変でした。オーフス大学の試験の評価は-03、00,02,04,7、12で-03が最低、12が最高です。合格は02以上です。
余暇の過ごし方
私は家にいるのが好きなので、余暇は自分の部屋で過ごします。部屋、お風呂やトイレの掃除、洗濯を休みの日に行い、天気がよければ外出します。買い物に行ったり、友人と出かけたりします。外出するにも、オーフスは大阪や京都などに比べると遊ぶ所や観光をする所が多くありません。そして中心部まで私の寮から遠いので、なかなか外に出る気分になりません。天気が悪い日は次回の授業の予習をしたり、読みたかった本を読んだり、手の込んだ料理などを作ります。寮には大きなオーブンがあるので、お菓子も作ることができます。スーパーマーケットにはチキンが丸々売っているので、それを購入してオーブンでじっくり焼くと大変おいしいです。デンマークの名物料理に『フレスケスタイ』という豚のバラ肉のオーブン焼きがあるのですが、私は時々この料理を作ります。1キロ以上のバラ肉の塊に下味を付けて、200℃以上のオーブンで2時間ほどじっくりとローストした料理です。金曜日の夜は寮の至る所でパーティーがあります。中心部のバーやレストランは人が多すぎて入店することができないこともあります。こちらに住んでいる人は本当にパーティーが好きです。パーティーといっても、ただ集まってお酒を飲むだけなのですが、本当に多くの人が集まってきます。私の住んでいる寮でもパーティーは行われますが、次の日は寮内が空き缶や瓶、吸殻などで溢れかえるので掃除が大変です。
自由テーマ
今回の自由テーマはデンマークのスーパーマーケットではどのような物が売っているのかを紹介しようと思います。肉類は主に牛、豚、鶏を取り扱っています。デンマークの豚肉は本当に美味しいです。とても分厚くて食べ応えがあります。鶏肉はパサパサしているものが多いと思います。お店によっては猪、バイソン、ガチョウ、鴨や七面鳥などの肉を販売しています。日本でよく見かける薄切り肉は置いていません。その代わり、大きな肉の塊が置いてあります。私はデンマークで生活して、薄切り肉の万能さを知りました。小さなパックのものもありますが、鶏一匹が丸々パックされているものや、バラ肉やミンチの1~3キログラムなどが置いてあります。ホルモンなどの内臓器官はレバー以外あまり食べないようです。スーパーマーケットではなく、肉の専門店に行けばその他の内臓器官は購入できるようです。生食用の肉は見かけません。他に、肉の加工品も種類がとても多いです。ソーセージ、サラミ、ハムやベーコンはどのスーパーマーケットでも見かけますし、種類も大変多く、ボリュームも凄いです。これらも大きな塊で販売されています。小分けにされたものも多いですが、大きなものを購入する方が安くすみます。