1.Skin: Cultural and critical perspectives
18人という少人数で行われる比較的新しい授業です。履修しているのは主に現地の学生で年齢は様々です。歴史学や文学、哲学などさまざまな分野をカバーします。授業毎にリーディングか映画鑑賞、それについての質問が出され授業内で発表します。講師はディスカッションの方向性をアシストしますが、レクチャーは行いません。リーディング課題筆者のゲストレクチャーもあり、直接疑問を投げかけることができる機会もあります。プレゼンテーションと「皮膚」に関するウェブをグループで作成、授業の意欲的参加で評価されます。セメスターの終わり頃の授業では、実際に皮膚に関連した作品を扱う展示会に校外学習としてクラス全員で参加しました。
2.Power, Politics and Participation in the digital age
上科目と対照的に50人以上が参加するマンモス授業です。履修するのは同年代の現地学生と留学生です。主に経済学とメディア学を専攻している学生が多く、授業内では専門的用語も頻繁に使われます。国際学部で予備知識なく参加したので理解するのに時間を要しますが、他の留学生が積極的に発言しているのを見るのは刺激的です。授業毎に出されるリーディングは100ページを超えます。初回の授業からグループが割り振られており、最終回までチームごとで課題に取り組みます。上科目ではディスカッションベースに方向性が決まりますが、この授業では毎回カバーする内容がきっちり決められています。最終課題も各回課題に関連したものが出されるので、普段からきちんと勉強していれば評価されます。
3.Danish Perspectives
留学生限定で開講されている授業です。授業毎に食事や音楽など異なるデンマークのものに焦点を当てたレクチャーが行われます。課題はリサーチクエスチョンを考え実際にデンマーク人にインタビューを行うもの、授業内で挙げられたデンマーク文化のものから1つ選んでレポートを作成、デンマーク留学中に学んだことを2分間のビデオを作成する3つがあります。比較的緩やかなペースで行われる授業です。
寮は事前に部屋タイプを選ぶことができます。一軒家を複数人でシェアするタイプやキッチンとバスルームがシェアでベットルームだけ個室タイプ、完全個室タイプなどがあります。シェアするものが少なくなるに応じて金額も高くなります。また、寮は自分で決めることはできず、選んだ部屋タイプに応じてランダムに振り分けられます。寮によって規則も変わるので確認が必要です。
私は一番低額のベットルームだけ個室でバスルームとキッチンをシェアするタイプの寮を選びましたが(月額およそ4万ほど)、かなり綺麗な寮に割り振られました。ベット、洗面器、机、棚とクローゼットが部屋が予め備え付けられていました。キッチンでは2人で一つに冷蔵庫をシェアします。週に1回のキッチン清掃があり、各週担当者がゴミ出しやモップ掛けを行います。ために掃除業社が入る機会もあるので、清潔な状態が保たれています。