①余暇の過ごし方
私は基本的に長期休暇はイギリス国内や他国に旅行をして過ごしています。おそらく多くの日本人留学生がそのように過ごしていると思います。ブルックスでは4月初めあたりから 二週間ほどイースター休暇というものがあり、その間私はモロッコとアイルランドへ旅行をしていました。モロッコなどの少し遠い国へはこのように長期休暇を利用するといいと思います。また、留学も後半になってくると休暇の際に地元の友達を訪ねに行くこともあると思います。実際に日本人留学生の友達もしばしば友達の地元を訪ねたりしていますし、私もアイルランドでは友達の家に泊めてもらっていました。このように、地元の友達の家に泊めてもらうことは、1人や友達との旅行でホステルに泊まるのとはちがう良さがあり、その地域の文化などを学ぶこともできるのでとても良い経験になると思います。特に、アイルランドで友達の家を訪ねた際には、友達の家族が話すアイルランドのアクセントを持つ英語を聞くことができ、理解するのが難しかった部分も多かったですが、とても興味深い経験になったと思っています。そのため、イースターでは試験も近づき、課題に追われることになると思いますが、自分の家にとどまらず、少し遠出してみるのも良い選択肢だと思います。
⓶英語のアクセントについて
先ほども書いたように、私はイースター休暇でアイルランドを訪れた際に英語の違いを感じることがあったので、今回はそれについて書きたいと思います。イギリスは英語の本場と言われており、イギリス人は私たちが中学校などで学んできたアメリカのアクセントとはまた違うアクセントを持つイギリス英語を話します。留学が始まった当時は相手が何を話しているかほどんどわからないことも多く慣れるのに苦労しました。しかし、イギリスで留学していると言っても、話されている英語はイギリス英語だけではありません。ブルックスには他国からの留学生も多く、アメリカからの留学生、他のヨーロッパの国からの留学生、アジアからの留学生なども多く、それぞれ異なるアクセントを持った英語を話します。また、イギリスで生まれた人も家族のバックグラウンドなどの影響を受け、イギリスアクセントではない英語を話す人も少なくないです。その時に大事だと思ったのは、アメリカへ留学するからアメリカ英語、イギリスだからイギリス英語、というのではなく、世界で話されている様々なアクセントを理解できるようになることが大切だと思いました。日本人はスピーキングの際にも発音やアクセントが変だからという理由で躊躇してしまうケースも少なくないと思います。もちろん、相手が理解できる範囲の発音の正しさは必要だと思います。しかし、それぞれの人が違うアクセントを持っているということを理解し、自分の英語に自信を持つことが大切だと感じました。