Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オックスフォード・ブルックス大学
2022年11月号 国際学部 K.T

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 オックスフォードで過ごしていて治安の悪さについてはあまり普段は感じていません。しかし、ロンドンに行ったり、現地の人や日本人の話を聞いたりしているとやはり危険だと思うことはしばしば起こっています。オックスフォードの街は基本的に穏やかですが、特に週末の夜やW杯開催期間は酔っ払った人が夜に多く出歩いているので少し注意が必要だと感じています。しかし、今のところトラブルは聞いていません。夜に一人で歩くことは避けるようにしていますが、大学の周りは基本的に安全だと思います。

 オックスフォードに比べ、ロンドンにはやはり危険が多いと感じます。現地の人が絶対に行ってはいけないと言うエリアもありますし、夜にはオックスフォードに帰るようにしたほうがいいと言われます。また、この約2ヶ月のうちに、全く気付かないうちに鞄が空いており財布やスマホ、IDをなくしたなどスリ被害は何回か聞きました。また、夜になるにつれこうしたスリ被害やホームレスの人も増えてくるので、対策が必要です。ロンドンは素敵な街なので何回も行きたくなりますが、こうした点にだけは注意する必要があります。

Bonfire Night & Christmas

 11月5日にイギリスでは「Bonfire Night」と呼ばれている「Guy Fawkes Night」という記念日があります。この日にはイギリスの各所で焚火や盛大な花火を中心とする大規模なイベントが開催され、祝われています。オックスフォード内でもサウスパークという大学から近い場所で開催されるとのことだったので、チケットを事前に予約して参加しました。パーク内ではケータリングや売店はもちろん、移動式遊園地まで来ており、夕方から夜遅くまで盛大に開催されていました。中でも1番の目玉は花火で、空一面に大きな花火がたくさん打ち上げられ、すごく綺麗でした。当日は大雨が降っていたため花火が中止されるのではないかと心配だったのですが、雨が降っている中でも花火は決行され嬉しい反面とても驚きました。雨に濡れながら花火や焚き火を見るという珍しい体験ができた貴重なイベントでした。

 イギリスではクリスマスが1年の中でも特別大事なイベントなのだと現地に来てより一層感じました。ハロウィン前の10月ごろから徐々にクリスマスの展示が増え始め、11月になるとクリスマスのイルミネーションがオックスフォードでもロンドンでも開催されています。小規模ながらもいたるところでクリスマスマーケットが開かれているのをよく見かけます。中でもロンドンのハイドパークで開催されている「Winter Wonderland」はとても大きなクリスマスイベントです。上記の「Bonfire Night」のように売店や遊園地が並んでいたのですが、クリスマスマーケットやアイススケートリンクがあるなどより大規模で、さらにクリスマス用のイルミネーションや飾りがされており、とても素敵なクリスマスイベントを楽しむことができました。