Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オックスフォード・ブルックス大学
2022年9月号 国際学部 K.T

オリエンテーションについて

 現地到着から授業が始まるまでの約1週間、毎日様々なイベントが行われていました。新入生全体向けのイベントや、留学生向けのイベント、寮内のイベントなどたくさん用意されています。予約がいるものもあれば、当日先着順のイベントもあるので早めにチェックをしておくと逃さずに参加できます。私は留学生向けのイベントを主に参加していたのですが、夜に無料でピザを食べながら同じテーブルの人と協力して競うPizza&Quiz や、ロンドンのバッキンガム宮殿やビッグベンなどを半日で巡るGuided tour of Londonは特に人気だった印象があります。

 また、Freshers’ Fairでは多くのsocietyや地域のバス会社、NPO法人がそれぞれブースを出していました。無料でピザやクーポン、グッズなど頂くことができるので充実していました。他にもキャンパスツアーやショッピングツアーもほとんど毎日開催されていました。こうしたイベントだけでなく、次の週から始まる授業のcourse inductionに参加しないといけないので、事前に自分のコースのスケジュールを確認しておく必要があります。

 余談ですが、エリザベス女王の国葬でBank Holidayになった日があり、その日のイベントはほぼ取り消されました。その代わりに大学内で国葬の中継がされ、多くの学生や職員が集まり視聴していました。

環境について

 オックスフォード・ブルックス大学は現代的な建物で設備が整っているため快適です。少し複雑な構造なので初めは迷いがちですが、スタッフの方に聞けば親切に教えてくれます。学内にいくつかあるカフェや食堂もそれぞれ違うメニューで販売されています。バーガーやサンドイッチはボリュームがありますがどれも美味しいです。CO-OPといういわゆる大学生協には多くの食材や惣菜、調味料が販売されており、日用品も種類は豊富ではないですが安く手に入るのでよく利用しています。

 大学付近にはオックスフォード市街地や一部の寮、ロンドンなどに向かうバス停がそれぞれ多くあるので、移動には困りません。大学の入り口近くのバス停から、BrookesKeyを登録することで無料で乗るBrookesBusに乗って市街地に行くこともできます。市街地は行く度に何回も写真を撮ってしまうほど素敵な街並みが広がっており、歴史的な建物が多く点在しています。その一方でWestgate Oxfordというショッピングセンターもあり、そこで足りない服や日用品を調達できます。

 私は1学期間だけの留学を選択したので、寮も1学期間で契約できるWarneford Hallというところに住んでいます。大学から徒歩で5,6分ほどなので通いやすいです。この寮ではキッチンだけでなくバスルームもフラットメイトと共同ですが、同じフラットの6人で協力し合いながら使っているので比較的快適に過ごせています。他の寮よりも料金的にも一番安いと思うので綺麗さでは劣りますが、シェアするものが多い分どこのフラットも仲良くなりやすい印象です。私の棟は留学生が多く年齢も20代がほとんどなので深夜や早朝に騒いだりする人もなく、その点でも良かったと思います。