Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2013年3月号 国際文化学部 T.K

市街の様子

自分には関係ないと思っている事も時には起こってしまうものですね。そんな訳で2013年3月号です。

 

 

生活について

先月号にも寮や市外といった環境について大まかに記載していますが、今月はより生活に関連した事を記述していきますね。

・乾燥気候、不順な天候

・トイレにはトイレットペーパー(ティッシュ)を持参

・深夜でも公共交通機関の利用が可能

まず気候についてです。気候が非常に乾燥しているという事は前号に記述済みですが、具体的に言うと、洗濯物が室内干しでも1日程度で乾く位乾燥しています。肌も乾燥しますし、自炊していると手も荒れるので、保湿クリームは欠かせません。

また天候は変わりやすく、前日雪が降ったかと思うと、次の日は晴れたり、と思いきや翌日から雨や雪が降ったりという事が少なくありませんでした。大抵3月頃になると穏やかな春の気候になるそうなのですが…今年は例年よりも天候不順のようですね。

続いてスロバキアのトイレについてです。日本ではトイレにトイレットペーパーが備え付けてあるのが一般的ですが、スロバキアでは異なるようです。スロバキアではトイレットペーパーが用意されている所もあればそうでない所もあります。

パーティーより

パーティーにて

そのため、外出するときは携帯用ティッシュを持ち歩くようにしています。

次に公共交通機関についてですが、夜中の2時3時でもバスが利用できるので、友人と市外へお酒を飲みに行って少し遅くなっても寮に帰る事が出来ます。これもお国柄、と言うものかもしれませんね。

こちらで生活してトイレの件以外で大きなカルチャーショックを受けてはいませんが、生活の中の小さなところに文化の違いを感じます。例えば単語カードやルーズリーフ、下敷きが無かったり、日本でいうココアがこちらではホットチョコレートだったり、パーティーが予定開始時間より30~40分程遅れて始まったり、色々なところにちょっとした違いがあります。

 

海外保険や緊急時の対応について

さて冒頭で少し触れましたが、自分には起こるまいと思っていた事が起こってしまいした。実はこの3月、包丁で少し深く指を切る、財布の紛失及び盗難被害にあうといったトラブルがありました。

包丁の一件では、スロバキアの友人に病院まで同伴してもらい通訳をしてもらいました。2針縫合することになり、2~3度通院しました。財布については友人とダンスクラブに行った際に被害にあいました。その日は警察の方に事情を説明し寮まで送ってもらい、後日警察にスロバキアの友人とともに被害届を提出しに行きました。
以下経験からのアドバイスです。

・外出時は本当に必要最低限の金額だけを持ち歩く。
・Visaカードはお金をまとめて引き出す時以外は部屋やスーツケースに保管する。
・緊急時の対応を確認しておく。

基本的な事ですが、慣れって怖いです…。被害総額は30€程で、以降は5€程持ち歩くようになりました。またVISAカードで買い物もしていましたが引き出す時のみ使用しそれ以外では部屋に保管しておく事をお勧めします。または財布を2つ別々に持ち歩く等するのが良いかと思います。また、留学に行く方はもう一度注意事項や緊急時の対応(警察や病院での対応や保険)についての文書を確認しておいてはいかがでしょうか。

こちらに来て早くも2ヶ月が経ちました。トラブルもありましたが、日本文化紹介イベントのアニメショーに行ったり、イースターについて学んだり、様々な事を見て聞いて学んでいます。これからも多くを学び、1日1日を大切に過ごしていきたいです。次号では今回書けなかった授業やイースターについて書く予定です。最後まで目を通して下さり有難う御座いました。

Gulašというスロバキアでも一般的なハンガリー料理