Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2014年2月号 経済学部 S.T

留学を振り返って
最初曇天で始まったスロバキアでの生活。生きていけるか本当にわからない状態でした。その中で外国語を勉強したり、寮の準備をしたりしなければならず、かなり大変でしたが、スロバキア人の人々や、スロバキアに住んでいる日本人に助けられ、なんとかすべてこなす事ができました。日本だったらスロバキアほど人の手を借りる必要がなかったため、気づかなかった人のぬくもりや、助け合いに気付たことは今回の留学の一番財産だと思います。また留学中たくさんの外国人と話せる機会があったので、多くの日本の不思議な点(例えば、日本の会社はどうしてそんなに新卒者にこだわるのかなど)を知れたことは大きな視野をもてたという意味で自分自身レベルアップできたのではないかと思いました。

帰国後どう留学経験を活かす予定か
日本の学生が英語を学べばそれはグローバル化と勘違いしているのをこの頃よく見かけます。日本政府自体が英語を促進しているので、そういう風潮がかなり学生に浸透しているのだろうと思いますが。私は今回スロバキアで英語が世界のすべてではないと実感した身なので、はっきり言えるのですが。興味のある国の言語を調べそしてその文化を学びそして理解するところまでがグローバル化だと思います。いくつかの日本企業が撤退に追い込まれたり、失敗に終わっているのは文化を理解せず、己が技術だけを売ろうとしたためだと思います。したがって、私は外国人の方と接する仕事などをするときは出来る限りその国の言語で会話できるよう努力していきたいと思います。