グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2015年2月号 国際文化学部 N.M

①オリエンテーションについて

夏セメスター(後期)の授業開始日までの1週間は、様々な留学生歓迎イベントが行われました。

この1週間は”Welcome Week”と呼ばれ、コメニウス大学内の留学生支援ボランティア団体(ESN)が主催しています。このESNについては、後ほど紹介します。

1日目にこのセメスターからコメニウス大学に来た留学生向けの入学許可書授与式とESNの活動についての紹介を兼ねた式典がありました。これ以降、1週間にわたり、周辺ガイドツアーやクラブでのパーティー、食事会などのイベントが開催されました。これらの参加は各自の自由で、イベントによっては参加費が必要なものありましたが、どれも1~5ユーロほどなので気軽に参加できます。また毎晩のように飲酒が絡むイベントがありました。スロバキアでは18歳以上の飲酒が認められていますが、私はアルコールが苦手なのでそのようなイベントには参加しませんでした。学生同士での交流があまり出来ないというデメリットはありましたが、飲酒なしでもきっかけ作りとしては十分だったと感じます。

このような交流イベントが多く開催された一方で、ビザや授業に関してなど今後の生活に関わる重要な案内も並行して行われました。これらは全てFacebook上で発信されます。重要な行事もそうでないものも同等に書かれるので、見逃しがないように気を付けていました。

(写真はWelcome dinnerで振る舞われた代表的なスロバキア料理 ハルシキ)

 

②ESNについて

ESNとはErasmus Student Networkの略称で、欧州における交換留学制度を指します。欧州では交換留学が活発に行われているそうで、特にシェンゲン協定内だとビザなどの問題が少なくとても簡単に留学が可能なことから、スロバキアに来ている留学生のほとんどがヨーロッパの出身です。トルコなどEU加盟を目指す国々の学生も多くいます。この制度を利用して来た留学生をエラスムスと呼んでおり、先ほど紹介した歓迎イベントはエラスムスを対象に行われましたが、交換留学生ということもあってか、日本人留学生もエラスムスのイベントに招待していただけます。このような環境なのでこちらに来て以来、知り合ったのはヨーロッパの学生がほとんどで、大学のあるスロバキアの首都ブラチスラバの街でもアジア系の方はあまり見かけません。私が現在住んでいる集合住宅のような大きな寮も同じで、ヨーロッパ各国出身の学生たちに囲まれています。スロバキア人も多く住んでいますが、私の部屋があるブロックは留学生が集まっており、まさにインターナショナルな空間です。“西洋人”として括りがちですが、同じヨーロッパの国でもそれぞれ独特な生活リズムや習慣があり、それを身近に感じられるのはとてもおもしろいです。