Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2015年7月号 国際文化学部 M.O

【余暇の過ごし方】

授業後は友人とランチに行ったり、図書館やカフェで勉強したりすることが多いです。また、こちらでは週末に限らず、Bar等に飲みに行こうと誘われます。新たな友達をつくる良い機会なので、積極的に参加するようにしています。英語とスロバキア語の練習にもなります。

他には、定期的に開催される日本大使館主催のイベントに行ってみたり、バーベキューをしたり、様々な種類のフェスティバルに行ったりして余暇を満喫しています。

とはいっても、ブラチスラバは小さな都市なので、ここに留まっていては時間を持て余すことになります。近郊の街やウィーンであれば日帰りで訪れることができます。ふらっと気軽に小旅行できる点が、ブラチスラバに住む魅力のひとつです。ちなみに、スロバキア国内の学校に通っている学生は列車賃が無料なので、乗り回しながら国内旅行するととてもお得で楽しいです。

 

【東スロバキア旅行】

5月の半ばから約10日間、東スロバキアを巡る旅をしました。滞在先はPrešov → Košice → Popradとして、それぞれの街を拠点に近隣スポットを訪れました。

   スピシュ城

Prešovへはブラチスラバから列車で6時間程です。そこから車で1時間のところにSpišský hrad(スピシュ城)があります。『天空の城  ラピュタ』の舞台であると噂される城で、大きく美しい廃墟でした。

Košiceはスロバキア第2の都市です。2013年に欧州文化都市に選ばれたこともあってか、観光客誘致のための都市開発が行われていました。街全体としては、程よく栄えつつ静かでのんびりした雰囲気でした。

Popradには5泊しました。なぜなら、その周辺に訪れるべきところが集中しているからです。まずはSlovenský rajです。手つかずの自然の中にトレッキングコースが設けられています。予想以上に楽しくクレイジーでした。またSlovenský rajの敷地内にはDobšinská ľadová jaskyňaという氷の洞窟もあり、とても幻想的です。

   Slovenský raj

もうひとつ外せないのが、Vysoké Tatryというカルパティア山系最高峰の山脈です。ロープウェイを3回乗り継ぐと、標高2634m地点に辿り着きます。天気が良ければ周囲一帯のすばらしい景色を一望できます。

その他にも、Banská BystricaやKežmarok、Čičmanyといった小さな街も堪能しました。ブラチスラバと比較して、東スロバキアには自然が多く残されています。人に関してはロマやウクライナ系が格段に多いという印象を受けました。スロバキアを知るにはやはりブラチスラバだけでは事足りません。東にこそ本来のスロバキアの良さがあるのではないかと思います。

 

         街並み

 

 

 


         車窓から