Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2019年1月号 国際文化学部 M.Y

試験について

試験期間に試験があったのは1つだけでした。

・Psychological Aspect of Foreign Language Learning

教育学部の修士課程の授業だったので、凄まじく難しかったです。

おおよそ合計1000words 弱で、10個の問題に論述で答える試験でした。問題内容は主に脳科学のことや脳科学を用いた教授法についての内容でした。持ち込みができないことに加えて、意見を書く論述問題ではなく、知識を問われる論述なので、授業で習った内容をほぼ全て全暗記です。先生が口頭で言っていたことも暗記です。

自分はもともとこの分野の専攻で、卒業論文もこの分野で書いたため、予備知識があり多いに助かりました。試験にも授業では確実にやっていない問題がいきなり出て来ましたが、予備知識でなんとか回答しました。日本の先生に感謝です。(Q. What is difference between Foreign Language Learning and Second Language Learning? Why it is important to know about it)

おそらく人生最後の授業だったので、難しい授業でしたが、なんとか合格することができて、最後にしっかりとやり切れたと実感しています。

 

イギリス・ブライトン

最後の試験を受ける前に、数年前に留学していたイギリスのブライトンを訪れました。3年ほど前だったのですが、街は変わらず、アートとファッションで美しかったです。ブライトンはイギリスで地価上昇率が1位で、著名人が多く別荘を構える美しい海辺の街です。久しぶりのイギリス英語とイングランド人のジェントルマン精神には感動しました。他のヨーロッパの街をたくさん訪れて初めて気づいたのですが、イングランド人の言葉遣いの柔らかさや笑顔の使い方は、他国と一線を画して、気品に溢れとても印象良く感じました。

当時、非常にお世話になったホットドッグ屋さんとおばちゃんが、いまも同じ場所で健在で、とても嬉しかったです。しかしながら、そのホットドッグ以外のイギリスの料理はやはり美味しくなかったです。留学の最後に自分の思い入れが多く残る街に帰って来れて、色々と大切なことを思い出せたと思います。次にこの街に帰って来られるのはいつになるか分かりませんが、また機会があれば訪れたいです。