Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2022年3月号 経済学部 M.T

環境について

ブラチスラヴァはスロバキアの首都であるため、必要な物はすぐに調達でき、それほど生活で不便だと感じたことはありません。ですが、東京のように騒がしい感じではなく、のんびりとした雰囲気の街なので、住むのには最適な環境だと思います。

留学前は、「ヨーロッパ=寒い」というイメージがあったので、ユニクロのダウンジャケットやマフラーを身に着けていたのですが、2月初めに到着後、思ったよりも寒いと感じなかったので拍子抜けしました。12月・1月あたりがものすごく寒いらしく、2月から徐々に暖かくなるみたいです。あと、街や寮内で歩いている人が想像以上におしゃれで、持ってきたもの全て機能性重視にしてしまったことを後悔しています笑。ひったくられないようにと思って、日本からチャック付の大きな肩掛けカバンを持ってきたのですが、おしゃれなトートバックを持ってきた方が良かったです。というのも、ブラチスラヴァは治安が良いので、そのまま財布だけを持って歩いていない限り、安全に過ごせる街だからです。

食材を買う時は、寮の近くにあるBillaというスーパーや、お手頃価格なスーパーのLidlによく行きます。どのスーパーでもいえるのですが、パン・乳製品・果物・ビールは日本のスーパーと比べるとものすごく安いです。小さいパンだと約10円~買うことでき、しかもパン屋さんのパンみたいに美味しいので、朝ごはん用として買っています。初めてビールの値段を見た時は、あまりの安さに驚きました。たぶん、ジュース>ビール>水の順番で安いと思います。残念なことに私はビールが苦手なので、得した気分にはなれませんでした。全ての食品が安いわけではなく、卵・醤油・牛肉などは高めだと思います。

 

交通手段について

私たちは、日本からウィーン国際空港までの航空チケットを買い、ウィーンからスロバキアまではバスで行きました。高速バスを利用して1時間ほどで到着します。バスを利用するには予約が必要で、その時はOmioというアプリを使って予約しました。バスに乗る直前でも予約することができるので、とても便利だと思います。

寮から大学や中心街へ行くには、ブラチスラヴァ内を通っているバスとトラムを利用します。最初は定期券がないのでチケットを買って利用すると思うのですが、日本と違うのは、何駅まで○○円というのではなく、30分○○ユーロと時間制になっているところです。時間内であればバスもトラムも乗り放題で、一番安い30分チケットを買えば十分にブラチスラヴァ内を移動できます。おそらくですが、チケットを購入せずにバスを利用している人がかなりの数でいる気がします。ですが、たまにチケットを持っているかの確認があるみたいで、チケットを持っていなかった場合は罰金50ユーロを支払うことになるみたいです。定期券が買えるまでは、めんどくさがらず毎回チケットを買った方がいいと思います。

定期券は、Ubianというアプリからオンラインで購入できると聞いていたのですが、なぜか私はできなかったので直接売り場に購入しに行きました。ブラチスラヴァの新しいショッピングモールNivyにあるバスチケット売り場に行き、Dp Bratislavaというバス会社の定期券3か月分を買いました。レシートのようなものを渡されるのですが、それが定期券になるので大切に保管しておく必要があります。学生証であるISICカードを見せれば3か月で40ユーロです。

 

街中にあるチーズの自動販売機

街中にあるチーズの自動販売機