Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2023年5月号 国際学部 S.Y

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

【タクシーについて】

最初はウィーンからMost SNPにバスで来たのですが、その後ちょうど声をかけられたのでタクシーに乗りました。寮の住所を見せたのですが、なぜか寮とは真逆のNivyというショッピングモールで降ろされました。最初はカード払い10€でいいよと言われたので乗ったのですが、結局ATMまで連れて行かれて現金で20€払わされました。

荷物を盗まれることもなくドライバーの方には一応親切にしてもらいました。ドライバーはドイツ語で話していたのですが、私はそれに気づかず英語で話しかけ続けていたので話がかみ合っていなかったみたいです。

タクシーを使う時はアプリから頼めるUberやBoltを使うべきです。先に住所の登録をするので間違えられることはないと思います。

【バス・トラムについて】

バス停に一人でいると現地の人から時々話しかけられます。1回、絶対に違うトラムだとわかっていたのに現地の大人に無理やり引っ張られてトラムに乗ってしまい、スロバキア語でずっと話しかけられることがありました。鞄から何か機械のようなものを取り出していて、終わったと思いました。

どこかに連れ去られることを確信して焦りましたが、その方が持っていた機械は実は翻訳機で、機械を通じて話をしたかっただけみたいでした。結局、このトラムは違う、と言われて無理やり降ろされて一緒に降りた別の方に正しいバス停を教えてもらいました。

 

➁クレジットカードについて

VISA、Master関係なく基本どこでも使えます。バーでは現金のみが多いイメージです。

【学生ライフカード】

海外旅行でのキャッシュバックがあり友達から勧められたので留学前に作りました。

しかし、現地の支払いシステムに対応していないときがありorangeというスマホSIMの毎月の支払いの際には使えませんでした。

クレジット決済のみなので、タッチ決済できる予備のカードは必須です(洗濯機利用、バスチケット購入の際はタッチ決済のみ)。

【WISEデビットカード】

Paypay銀行と繋がっているので、カードを利用する際は両親に頼んで日本からお金を入れてもらう必要があります。

現地で新しく銀行口座を開く際はWISEからお金を送金できるので日本の銀行口座から直接動かすよりも早いのではないかと思います。

タッチ決済もできるデビットカードなので私の中では一番おすすめです。

【ČSOB銀行】

IDの代わりに日本のマイナンバーカードで口座開設できました。申請の際はパスポート、入学許可証、残高証明書(日本の銀行口座)、ISICカード、マイナンバーカードを提出しました。口座開設の費用、残高証明書の発行は無料でした(学生だからかもしれません)。カードを受け取るまでに2週間程度かかりましたがアプリから番号など全て確認できます。カードはVISAデビットでした。

※TATRA BANKAはIDカード(ビザ申請後もらえる)か住民票があれば開設できると言われました。余裕があれば日本から住民票を持ってきてもいいかもしれません。

 

③4ヵ月過ごしてみて

1セメスターが終わり、仲良くなってきたところで少しずつ友達が帰国し始めました。早くて5月中旬、遅くて7月まで寮にいる友達もいますが、だいぶ寂しいです。

約4ヵ月過ごしてようやく留学生活に慣れてきた頃なので若干やり残した感じはありますが、日本に帰ったときや海外旅行をしたときにいつかまた会えたらいいなと思います。この短期間でも日本にいた時とは自分の価値観が変わってきていることに、友達とのお別れを通して気がつきました。

(1)授業の期末テスト後の写真です、みんなテストが終わるまで廊下で待っていてくれました(2)日本、韓国のイベントでスロバキア語の狂言を見たのですが、時々日本語が混ざっていて面白かったです(3)授業の後に寿司を食べに行きました!