Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2024年5月号  国際学部  Y.K

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

治安が悪いと思ったことはあまりありません。ですが深夜になると街中に酔っ払いが多くなるので少し怖いですが、日本と同じだと思います。一度日本人でケバブ屋に行ったとき、知らない人からスロバキア語?でよくなさそうなことを言われたり、蹴られたり、ケバブを叩き落されたりしました。それが差別だったのか、その人がおかしい人だったのかわからないですが、一人じゃなかったのでいい経験だと思いました。もし一人だったら泣きながら帰ったと思います。また、最近はスロバキアの首相がスロバキアの真ん中あたりの都市で銃撃されました。ブラチスラバの街中は至って普通だったため、親や友達からの連絡で気づきました。スロバキアに来てから、ある意味平和ボケしていたので何があるかわからないなと改めて思いました。スロバキアでスリをする人、スリにあった人を見かけたことがないため、危機管理能力が備わっていなく、ミラノなどの観光地に行ったら絶対に何か盗まれそうだねと友達とよく話します。ただ、寮のキッチンでの盗みはよく起きています笑。キッチンにタッパーやフライパンなどを置いていくと餌食です。返してほしいという張り紙が定期的にあり、戻ってくることもあります。スープが入った鍋ごと盗まれている人も見たことがあります。面白いです。

 

留学中の自分との付き合い方について

私は日本にいるとき、病むと言うことが何なのかあまりわからなく、何事にも楽観的に対応していました。ですが、留学に来てから一か月経ったあたりで人生で初めて病み、今までそんなことがなかった分、どう回復していいのか、自分の機嫌の取り方が分からず悩んでいました。一人の時間が多く、自分について考えることが多くなったことや、周りの人と比べてしまったことが主に原因だと思います。ヨーロッパの人は全員英語がネイティブレベルで、比べる土俵が違うことは分かっているのですが落ち込んでしまいました。そこで私は、もう留学を終えた友達に相談したり、スロバキアにいる日本人の友達に相談したりしました。小さな目標でもいいから少しずつ達成するだけでいいという言葉が一番心に残ったので、心がけて生活しています。日本にいる仲のいい友達や家族とコミュニケーションを取ることは息抜きになってとてもいいと思います。また、積極的に何か新しいことに挑戦することで、その後の満足感が留学に対するモチベーションになることもあります。まだ毎日就活や将来、留学している意味について悩みますが、これも絶対に今後に活きると思うのであと数か月精進したいと思います。 気づいたら留学に来てから四か月経っていました。毎日のように日記にTime fliesと書いています。スロバキアにいる時間を毎日大事に過ごせるようにしたいです。

叩き落されたケバブ