①現地の学生、友人について ②9月の過ごし方について
①スロバキアに来て約8か月が経ち、ヨーロッパやアジア国籍の学生との交流を経験し、多くの友人が出来たと感じています。今回は交流を深める中で個人的に感じた「政治への興味関心」について記します。
ネットニュースを見ていると、2025年の参議院選挙では投票率が58%という結果を目にしました。またSNSを通じて若者の政治への関心や投票率が高くなっているのではないかと感じることが多々ありました。しかし、スペイン出身のルームメイトに投票率について話したところ、「低い」という意見がありました。
また、前期セメスターで仲良くなった友人と話している際に、「日本の人口減少をどう考えているのか」「なぜ移民を受け入れないのか」といった質問をされたことがあります。その友人は大学で政治学を専攻しているわけではないのですが、興味があったから調べたと話していました。
これら以外にも、ふとした会話で「日本の政治はどうか」という意見を聞かれることがありました。主観ではあるものの、いろんな学生と交流を深めている中で日本人と比較して、ヨーロッパの学生は大学の専攻分野関係なく、政治に対しての興味・関心が非常に強いと感じています。私の経験では、日本にいた際に友人と政治について話したり議論する機会がほとんどありませんでした。まだ留学生活は続きますが、これまでの経験を通じて、自分自身が日本の政治や社会問題に対する興味・関心を深めるきっかけになったと感じています。
②9月は以前と同じように就活や旅行を両立していました。それに加え、9月22日から後期セメスターが開始しました。今回もこれまでと同じように旅行の感想や就活の状況について記します。
旅行に関しては、9月3日から10日の1週間ポルトガルに滞在しました。前期に仲良くなったポルトガルの友人の誘いでアパートに泊まらせてもらい、リスボン、ポルト等の有名な観光地に加えてSetubal, Cascais Sintra等にも訪れました。感想として良い経験が出来たと感じています。ポルトガルは観光地が多く、西ヨーロッパの中でも比較的安価であり、英語がよく通じる印象でした。
しかし、非常に恐ろしい出来事もありました。9月3日、リスボンで有名なケーブルカーが脱線し、複数の死亡者が発生するほどの大規模な事故が起きました。当時、私はリスボン観光中で事故数分前までケーブルカー付近に滞在中であったため、少しでも行動が違えば事故に巻き込まれていたかもしれません。予期できない出来事であったものの、気を付けた行動が必要であると感じました。
就活に関しては、授業が始まるにつれて費やす時間や、インターンシップの参加頻度が徐々に少なくなってきました。コメンスキー大学では、各セメスターで最低でも15単位以上取得する必要があります。今期は週に2日ほど、授業を取らない日を設定しており、その日を活用しながら就活にも時間を費やす予定です。前期よりもよりタイトなスケジュールになることが予想されますが、勉強と就活を両立できるように頑張りたいと思います。
(リスボンの景色)
(ポルトの景色)
(ポルトガルで食べたもの)