①治安、危険を感じたこと、トラブルについて ②デンマーク旅行
①スロバキアに滞在し始めてから、約3か月が経過しました。これまでのところ、全体的に治安は良好で、ヨーロッパ諸国の中でも比較的安心して生活できる国だと感じています。特に首都ブラチスラバは観光客や留学生が多く、にぎやかで開かれた雰囲気があります。私自身も週末には友人と旧市街のバーへ出かけることが多く、帰宅が深夜1時や2時になることもしばしばありますが、これまでに命の危険を感じるようなトラブルに巻き込まれたことはありません。
とはいえ、一度だけ少し不安を感じる出来事がありました。旧市街に向かう途中、ロマ系の男性に突然声をかけられ、しばらくの間ついて来られたのです。英語が通じず、何を言っているのか分からなかったため、とりあえず近くのバーに入り、セキュリティスタッフの方に対応していただくことで事なきを得ました。暴力を振るわれたり、金銭を要求されたりしたわけではなかったので大事には至りませんでしたが、今後はより慎重に行動する必要があると感じました。
また、治安は地域によって差があるようです。友人の話では、スロバキアの中央部から東部にかけてはホームレスが多く、見知らぬ人に絡まれることもあるそうです。特に深夜の駅周辺や人通りの少ない場所では注意が必要とのことでした。ブラチスラバが非常に安全であるため、つい気が緩みがちになりますが、今後他の地域を訪れる際には、夜間の外出を控える、複数人で行動するなど、安全に配慮した行動を心がけたいと思っています。
②5月17日から20日の4日間、デンマークのコペンハーゲンを旅行しました。全体的な感想として、とても良い国でした。特に治安や環境が非常に良く、深夜まで営業している店や24時間営業のファストフード店も多くあり、安心して過ごすことができました。また、英語を話す人が非常に多く、学生から年配の方まで流暢に英語を話すため、困ったことがあってもすぐに助けを求めることができました。この点はスロバキアと比べても非常に便利だと感じました。
コペンハーゲン市内には観光スポットが非常に多く、中心街以外にも見どころがたくさんあります。そこで、自転車をレンタルして観光することにしました。「Donkey Republic」というアプリを使えば、6時間で約1500円ほどでレンタルできます。市内には地下鉄も整備されていて便利ですが(チケット1枚約500円)、ゾーン制が採用されているため、購入したチケットのゾーン外に行く場合は、追加でチケットを購入しなければなりません。そのため、目的地によっては自転車の方が安く、自由度も高いと感じました。
個人的には、デンマークは観光にとてもおすすめの国だと思います。ただし、物価が非常に高いのが難点です。たとえば、スーパーで300mlの水を買うのに約480円、1回の食事で約1000円ほどかかりました。航空券や宿泊費も含めると、今回の旅行で合計約6万円ほど使っていました。北ヨーロッパは全体的に治安が良い傾向がありますが、物価が高い地域も多いので、その点を考慮して旅行計画を立てる必要があると強く感じました。