①試験について ②7月の過ごし方について
①結論、前期セメスターで履修した授業の中で試験が評価基準となるものはありませんでした。全ての授業がプレゼンだけで最終評価、もしくはレポート・課題・出席状況などを相対的に判断されるものでした。今回は、それぞれの評価方法を簡単に説明したいと思います。それぞれの授業がどのような内容なのか気になる場合は、過去の投稿に記載しているので、そちらをご確認ください。
・Effective Public Speakign Strategies: 日々の授業態度、複数回のビデオ課題、1回の中間プレゼン(ビデオ課題)、1回の最終プレゼン(対面)
→この授業では、Ted Talkのような公の場で観客にとって面白いと感じてもらうようなプレゼン方法を学び、複数の課題とプレゼンでそれを実践しました。その中でも最終プレゼンについて言及します。今回のクラスでは、「AIによる私たちへの影響」をテーマに、授業で学んだプレゼンのテクニックを使いながら約7分間のプレゼンを行いました。
・Iconography in Medieval Arts: 最終プレゼンのみ(対面)
→この授業では、今まで学んだ様々な聖人の特徴や絵画への描かれ方をプレゼンで説明しました。あまり時間配分やスライド数など細かい指定はなかったため気楽に発表したのですが、事前準備の少なさから教授の質問に答えられなかったことが反省点でした。この授業はレポート課題も評価基準だったのですが、最終的にはプレゼンのみを評価対象にすることに変わりました。
・Inclusive Education: 日々の授業態度、毎回のリーディング課題、2度のクラス観察、1度の学校訪問(先生と話す)、最終レポート
→この授業では、課題が非常に多く、今期の授業の中で最も大変な授業であったと思います。特殊な点としては、スロバキア内で英語で授業されている高校に2度訪問し、その授業がインクルーシブ教育の要素をどれだけ満たしているのか評価する課題を2つの学校で行い、2度の訪問のうちの1つ学校を決めて、そこで働いている先生と話すという課題がありました。これらの課題の結果を基に最終レポートで、その学校のインクルーシブ教育の要素をどのように満たしているのかより詳しく記述しました。
・Interactive Elements in Museums: 中間プレゼン(対面)、最終プレゼン(対面)
→この授業では、2度のプレゼン共通して、お客さんを楽しませるためにミュージアムはどのような工夫をなされているのか、授業で学んだ内容を基にプレゼンを行いました。中間プレゼンでは、スロバキア内のミュージアム、最終プレゼンでは国を問わず、好きなミュージアムの工夫について解説しました。
②六月上旬に前期セメスターを終え、現在は長い夏休みに入っています。私は留学と並行して就職活動も行うことを事前に決めていました。そのため、6月中旬から現在の期間は主に就職活動に時間を費やしています。具体的には、インターンのESの執筆や、webテストの勉強で、1日過ごすことが多いです。また、1週間に2回のペースで、説明会や1dayインターンシップに参加参加しています。
正直、せっかくの留学生活で、日本の大学よりも長い夏休みを過ごせるため、たくさん旅行して、思い出を作りたいという気持ちはあります。ですが、就活の早期化が始まっている以上、あまりゆっくりしていられないという気持ちが非常に大きいです。多くの企業では、対面での複数日インターンシップを開催しており、それに参加できないという点から、焦りも感じることがあります。
ただ、そのような点を考えていても仕方ないと割り切っています。時にはインターネットから完全に距離をとって過ごすこも大切であると考えており、1人でベンチに座りながらパンを食べることで落ち着かせてみたり、友人とレストランで食事をしたりと、気分転換をしてあまり気が滅入らないようにしています。最近は、ルームメイトと共に猫カフェに行ったり、ブラチスラバ内にあるラーメン屋さんに行きました。また、7月末から8月初旬にかけて、初めて海外で一人旅行をする予定で非常に楽しみにしています。この旅行をモチベーションにして程よく就職活動を続けたいと思います。